Tetsuya Wine Selectionsのブログにお越しいただきましてありがとうございます。

 

ソムリエエクセレンスの鐵屋竜朗です。

 

力が入る初投稿、、

本日の一本はイグレック・ド・シャトー・ディケムの2017年です。

ご紹介するワインはとてつもなく素晴らしくて、造り手(作り手)の哲学・テロワールが見えディープな個性があります。

そして私たちの食生活を豊かにする、日本のフードとのペアリングにも優れているボトルです。

これはどうしても飲んで頂きたい、知って欲しいワインなのです。

ボルドーの辛口白ワインでは絶対に外せない一本

世界最高峰の貴腐ワインを醸すシャトー・ディケムが造る唯一無二の辛口(ドライ)白ワインです。

イケムの格落ち(セカンドワイン)ではなく、同じ畑から最高の状態に熟したソーヴィニヨン・ブラン収穫し、

セミヨンは貴腐菌がついて完熟したブドウを使っています。

見た目も大事。もう “洗練している” としか言いようのないボトルの美しさ

美しい白とシルバーのラベルとキャップシール、透明なボトル、見ていて本当に美しいです。

750ml Y (Ygrec) de Chateau d’Yquem (A.O.C Bordeax) 2017 Chateau d’Yquem

味わいもまさに “洗練された” 美しさがあります。さらにはコクがあり深みがをもっています。

2004年からは現在のスタイルである “新鮮さと美しさ” を目指して醸造され、

シャトー・ディケムのような華やかな香りと力強く充実したコクと後味を持ちながら、

それにフレッシュ感とクリーンさを加え、より洗練した味わいとなって毎年造られるようになりました。

A.O.Cボルドー表示の不思議、原産地呼称制度を超える規格外のボトル

本拠地のあるA.O.C.ソーテルヌは甘口の貴腐ワインだけを造ることが認められている原産地呼称、辛口ワインは認められていません。

そこで白ワイン醸造が可能である、広域なA.O.Cボルドーとなっています。

小さいエリアを限定することで高品質を保証する原産地呼称制度の表示を超えれてしまった、まさに規格外のボトルと言えます。