
本日もTetsuya Wine Selectionsのブログにお越しいただきましてありがとうございます。
三度の飯よりおかずが好き、アラフォーワーママてつみです。
久しぶりに、本ブログの大切なスローガンを確認しておきます。
“鶏むね肉を制する者は家庭料理を制する”
はい、そうなんです。
私だけではないはずです。
鶏むね肉をいかに美味しく食べるか!?
それは日本全国、台所に立つものは、皆、一度は考えた事があるのではないでしょうか。
「鶏むね肉?うちは牛しか食べないんだよね」と肉マウントをとるクールな人は
必殺ブラウザ閉じ、お願いします。ここから、私は鶏むね肉アワーとなりますのでご了承ください。
さて、鶏むね肉をつかったおかず、今日は、『チキンカツレツ』です!!
我が家の鶏むね肉料理、汗ばむ夏や春は「ゆで鶏」で、そのアレンジ料理、
がっつり食べたいときは「チキン南蛮」
そして、なんといっても、サクッと歯切れよくオールシーズン楽しめるのがこの『チキンカツレツ』どえす。
ただのチキンカツではありません、チキンカツレツです!
気分はイタリアンの仔牛のカツレツで行きます。
ポイントは、卵にたっぷりと粉チーズを混ぜること。
そしてパン粉は出来る限り、細かいものを使うこと。
そして、
付け合わせのサラダや、ドレッシングに、フレッシュトマトを使うことです。
で、ここからは理想です。
ルッコラが売っていたら、ルッコラを使ってサラダにしましょう!
本日は、冷蔵庫に、タコライスで使ったレタスが残っていましたので、そのレタスと同じく、タコライスで使ったトマトの残りのを使って
チキンカツレツと合わせて食べて美味しい、そんなシンプルサラダを添えます。
なるべくあるもので、
そして買い足すとしても最小限で
それが家庭料理の腕の見せ所でございます。
贅沢な材料をふんだんに使う料理は、ご褒美でレストランに行く、それが一番と思います。
では、サクサク美味しくて、味見がとまらない
『衣のチーズがポイント!チキンカツレツ』行ってみよ!
チーズがポイント!チキンカツレツ
チキンカツレツの材料(鶏むね肉2枚分)
・鶏むね肉 2枚
・塩コショウ 少々
・小麦粉 大さじ2~3(袋を使用すると効率がよいです)
・卵 3個
・粉チーズ(我が家はコストコの塊のグラナパダーノをすりおろしています) ふんわり大さじ5ぐらい
・黒胡椒
・細目のパン粉 90g程度(1袋150gのもので3分の2ぐらい使いました) ※すり鉢などで普通のパン粉をすっても良いです。
・揚げ焼き用の油 フライパン2センチ程度
※サラダ(今回は4人分程度)
・レタス 2分の1個
・トマト 1個
・オリーブオイル 大さじ3
・お酢やヴィネガー 大さじ2
・はちみつ 大さじ1
・塩/コショウ 2つまみ/少々
チキンカツレツの作り方簡単4ステップレシピ
1 鶏むね肉は皮を取り除き、包丁をできるだけ寝かせて、大き目に削ぎ切りにする。厚さは1㎝以内を目指す。キッチンペーパーで水気を拭いたら塩コショウをする。
塩コショウをしたら、袋に小麦粉を入れ、鶏むね肉を入れて、まんべんなく小麦粉をまぶす。
2 溶き卵に粉チーズ(できればすりおろして)を入れてまぜ、1をくぐらせ、パン粉をつけて、軽く優しく押して密着させる。
3 160度の油でじっくりと揚げ焼きする。4分、裏返して4分、計8分程度を目安にします。油の中で、揚げる場所を変えると良いと思います。
4 サラダを作る。レタスは太めの千切りにし、トマトもレタスと大きさを揃えるイメージで切っておく。ボウルにドレッシングの材料を入れ攪拌したら、すべて和えて皿にもりつける。揚がったチキンカツレツを添えれば出来上がり!
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STEP1

鶏むね肉に小麦粉をまぶす工程は、袋の中でガサガサやるのが一番です。
STEP2

溶き卵に粉チーズと黒胡椒を入れます。できればすりおろしたいところです。

よく混ぜます。まったりします。

細目のパン粉を優しく押し付けるように付けます。
STEP3

160度の油でじっくり揚げ焼きにします。まずは4分が目安です。

裏側も同じように揚げ焼きします。やはり4分ぐらいが目安です。こんがり揚がったら、油を切ります。2回目を揚げる場合は、油糟を網ですくい、油が足りないようなら足します。

美味しそうですwww
STEP4

ドレッシングの材料をボウルに入れてよく攪拌したところに、トマトを和えます。

マリネしたトマトを、太目の千切りにしたレタスに和えていきます。

マリネ風ですね。

サラダとチキンカツを盛り付けて出来上がりです!
サクっとしっとり柔らかとまらない『チキンカツレツ』を実食
もう、味見で1枚たべとるんですよ・・・
ごっっつあんです!!
いやいや、1枚じゃあ、終わりませんよ~
少し、大き目、そして薄めに削ぎ切りにしたカツレツです。
粉をまぶし、卵にチーズを混ぜたものにくぐらせ、細目のパン粉をまとわせているからか
鶏むね肉に衣がぴたっと密着しています。
まさに、鶏むね肉と衣が一体となっていて、
しっかり、中の鶏むね肉がしっとりと蒸されております。
そう、
衣はサクッとチーズのコクを感じつつも軽い口当たり、
中の鶏むね肉は
しっとり柔らかの極み!!揚げたてはジューシーでさえあります。
味わいは、ソースなどをかけずにそのままでももちろん、美味しいです。
ソースをかけても、さらに美味しいです。
ソースをかけないで食べる場合には、鶏むね肉にまぶす塩の量を少し増やしてくれればOKです。
付け合わせのサラダは、マリネのようにドレッシングに和えてしまえば、チキンカツと一緒に食べてもとてもジューシーで爽やかです。
豚のヒレなどでカツレツにした場合には、トマトだけをダイス状にかっとして、トマトドレッシングにしたものをかけて、ルッコラと楽しむのも私は大好きです。
今日は、軽い鶏むねと、レタスも一緒に食べるとなんだかヘルシーだし、美味しさも高まります。
みてください!
この衣と鶏むね肉の密着度合い!笑
衣、剥がれません!
そしてお肉の断面で繊維がつぶれていない様子を!
160度の油でじっくりと揚げ焼きする理由はここです。
高くない温度で、じっくり揚げることで、あくまでも中の鶏むね肉は蒸したいのです。
ああ、少々熱くなってしまいました。
アラフォーワーママてつみ、チキンカツレツの話題になるとつい、熱くなってしまいます。
仔牛のカツレツだって、一応食べたことありますからね!笑
その上での、チキンカツレツです・・・
「薄く叩いた方がいいのでは?」と思う方いるかもしれませんが、それは豚ヒレや仔牛でやってください。
なぜか
鶏むね1枚で、もし削ぎ切りを一枚一枚、薄く延ばしていたら
揚げても揚げても終わらないし、
削ぎ切りにした1切れで大きくしたら、タンパク質の量としても少ないですw
あまりにも効率が悪いので、鶏むね肉のチキンカツレツは叩きません。
切り方で工夫です。包丁をなるべく寝かせて、1センチ弱ぐらいの薄さを意識して、大き目に削ぎ切りにすることです。
ちょっと、熱くなりましたが、結果的には、自由でいいと思いますw
みんな、楽しく作って美味しく食べればそれで幸せですよね。
そう、だから、美味しさをMAXに高める工夫をあれこれしたいわけです。
さあ、お待ちかね(待ってないかもですが)
この『チキンカツレツ』の美味しさをMAXに高める、簡単な方法を紹介します!
そう、ワインとのペアリングです!
エクセレンスこと、ソムリエエクセレンスの鐵屋が紹介します。
サクッと歯切れよく、でもしっとり柔らかく、ワインペアリグのポイント、よろしく!!
チーズがポイント!チキンカツレツとワインのペアリング
本日もここまでお読みいただきましてありがとうございます。
ソムリエエクセレンスの鐵屋です。
ペアリングのポイント
料理とワインのペアリングを考える際には、まずは、その料理の美味しさを整理します。
チーズがポイント!『チキンカツレツ』は、衣のサクッと感と淡白な鶏むねの歯切れの良い食感があり、嚙み締めて美味しい料理です。
擦り下ろしチーズのコクが効いたサクッとした衣の美味しさ、さらにはマリネしたトマトとレタスの甘酸っぱいサラダもアクセントとして鶏むねの素朴な味を引き立てています。
・サクッとした衣の食感
・歯切れがよく、嚙み締めて美味しい鶏むねの素朴な味
・グラナダパダーノのコクのある衣
・甘酸っぱいサラダ
・マリネされたフレッシュなトマトとレタス
主食材である鶏むねは素朴な味と歯切れの良い食感があります。
鶏むねは薄めに削ぎ切りされ、適度な弾力感とざくっとした歯切れの良さ、しいては「柔らかい食感」の印象があります。
料理とワインのペアリングは主食材の食感とワインのテクスチャーを合わせます(重ねます)。
歯切れの良さはキレのある酸味とミネラル感を、そして柔らかい果実味が盛り上がってくるボトルが最適です。
赤ワインの場合は咀嚼に合わせて渋みの量を合わせていきます。
さて本日のチーズがポイント!『チキンカツレツ』は食感の切れ味という点でロゼワインは向いていないと思います。
レタスのトマトのマリネサラダが素朴な鶏むねを引き立てています。赤ワインの場合は渋みのコクや充実度が強いかも知れません。
瓶内二次発酵タイプのスパークリングワインまたは ミネラル感豊富でフレッシュな白ワインが合いそうです。
スパークリングワインであればフランチャコルタがよいでしょうか。
白ワインは選択肢が豊富にあると思います。その場合はソースや副菜をヒントにワインの相性を考えていきます。
ブルゴーニュの軽快なシャルドネ、または北イタリアのピノ・グリがお奨めできます。
僕のおすすめワインはキープ・ワインズの白ワイン、ヴェルメンティーノ ウインドミル・ヴィンヤード 2017年です。
キープ・ワインズのヴェルメンティーノ ウインドミル・ヴィンヤード 2017年はオーガニック認証を受けたヴブドウを使っています。
ブドウの瑞々しさやピュアさを損なわずにナチュラルな味わいに仕上げています。
マイルドで潤いのある果実味が印象的で、アルコールが出過ぎず、バランスの良い見事な味わいをつくっています。
ヴェルメンティーノには日本の料理に向いた魅力的な味わいがあります。
それはワインの中に 食欲をそそる塩み が溶込んでいるからです。これが島国の日本のフードにマッチするのです。
アルコールが上手くコントロールされたヴェルメンティーノのワインを探していましたが、まさかカリフォルニアにあるとは思いませんでした。
キープ・ワインズのヴェルメンティーノ ウインドミル・ヴィンヤード 2017年が探し求めていたヴェルメンティーノのワインです。
和食や家庭料理に向いた、非常に美しい質感と心地の良い飲み心地があります。
さらにはこのワインが時間をかけて熟すと、途方もない深みと複雑さを発揮して魅了してくれます。
2017年のボトル、もう数年待つことも楽しみです。
ミネラル感の強いエレガントなヴェルメンティーノです。
チーズがポイント!『チキンカツレツ』の楽しい食感に重なり、ピュアで潤いのある果実味が素朴な鶏むねの美味しさと響き合います。
さらにはフレッシュトマト相性が良いヴェルメンティーノで、レタスの爽やかさを引き立て、甘みの強いマリネ液がタイトなワインの味わいを広がてくれました。
アルコール度数が心地よいバランスで仕上がっていて、料理との心地の良い関係が生まれています。
本日も最後までおよみいただきましてありがとうございました。
では、また!
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そしてリアルな鐵屋家の家庭料理を曝け出し、ソムリエエクセレンスが本気でペアリングを行うブログです。
驚くほど、リアルな家庭料理で恐縮です。
当店の肝、「家庭料理と寄り添うワインペアリング」と
ワインのコンディション(輸入保管状態)に異常なまでにこだわりつづけてきた、ソムリエエクセレンスのワインセレクションをご堪能いただく入り口になりますよう記事をお届けしていきたいと思います。
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