いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
昨日は久しぶりに青い空が見えました。
夏の空を見ながら音楽かけてリラックスしたいソムリエの鐵屋です。
休日、ここはいつも家事をする方がいるならば、解放して差し上げて、デリとワインを楽しみましょう。
コストコのメキシカンサラダラップ
以前は行くことがなかったコストコ、はじめは売り場の広さと商品の一個一個の大きさや量の多さに戸惑いました。
しかしフードコートのホットドックやスライスのピザに魅せられ、そして我が家に見合った買い方も覚え、今では毎週のように出かけるようになりました。
中でもコストコの魅力はデリだと思います。
正直、高くて手の出ない商品もありますが、ボリューム感と満足度の高い味付けの商品はついつい手が行ってしまいます。
マーケティングがしっかりとされているのでしょう、アメリカンなサイズながら食べやすい日本人に合った商材と味付けにさえていると思います。
そして何といっても
コストコのデリはワインが呑みたくなる
商品が多いのです。
今日は メキシカンサラダラップ を買ってみました。
1パックにボリューム感のあるメキシカンサラダラップが5本も入っていながら3桁の価格設定は嬉しいです。
一番手に取りやすい価格帯かと思います。
メキシカンサラダラップの味わいにいってみましょう。
まずはフレッシュなサラダ感が楽しめます。野菜がたっぷりでトマトやレタスのフレッシュ感、マヨネーズソースが絡んだキャベツとニンジンの食感も良い感じです。
そこに甘いリブソースをまとった蒸し鶏のうま味と、スパイシーさ、ハラペーニョの酸味と辛味が加わり絶妙な美味しさです。
瑞々しさに甘み・酸味・塩み・辛味、そしてうま味が加わったサラダです。
気を付けたいことは時間とともに野菜から水分が出ますので、皮のトルティーヤが緩くなります。帰宅後はできるだけ早めに食べましょう!
それではソムリエ・エクセレンスがコストコの人気フードにワインをペアリングします。
メキシカンサラダラップにぴったり、南フランス産バンドールの仄かにスパイシーが香るロゼワインと楽しみます。
コストコのメキシカンサラダラップはロゼワインとペアリング
料理とワインのペアリングの考え方で、一番シンプルな方法が 料理とワインの色を合わせる という方法です。
深い知識を必要とせず、見た目の色合いそのままからすぐに判断できるので実践しやすいペアリングです。
特にロゼワインに使いやすく、ロゼ色の濃淡がはっきりとボトルから伺えるので、料理の色合いと見比べてワインを選ぶことができます。
バンドール・ロゼ 2018年ドメーヌ・デュ・テールブリュンヌは有機認証を受けた本格派のロゼワイン、硬派ともいえる鋭さがあります。
ロゼは通常熟成させませんが、こいつは長い熟成を可能とする力を持っています。
ブロンズがかったサーモンピンクの色合いに、プロヴァンスの夏を連想するような白桃や柑橘フルーツ、フレッシュのタイムをすり潰したようなのデリケートなアロマがあります。
口に含めば、さっぱりとした酸味と共にミネラルや塩みを感じ、レットペッパーを噛み砕いた時のような酸味を感じるスパイシーさがあります。
さあ色合いをご覧ください、メキシカンサラダラップとバンドール・ロゼのカラーが見事に重なって見えます。
トマトにリブソースとマヨネーズが混ざった色合いがロゼにぴったり、さらにはワインの淵に見えるブロンズのような輝きがトルティーヤの生地のようにも見えてきます。
味わいです、まずトルティーヤ生地にロゼのまろやかさな渋みが合います。
そしてトマトがロゼと相性が良く、野菜のほろ苦さや鶏肉のうま味を受け止め、バンドールの雄大さがマヨネーズの濃度、リブソースの甘み、ハラペーニョのスパイシーさと複雑な風味と心地の良いハーモニーを奏でてくれました。
昼下がりに窓際にソファーとテーブルを寄せて
大好きな音楽をかけながら
メキシカンサラダラップと冷やしたロゼワイン
その美しいロゼカラーを楽しみながらリフレッシュ
体や心が満ち元気になっていきます
みなさんの人生がワインで楽しく豊になりますように!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた。
↓ロゼワインの特集記事です、こちらもお役に立てれば嬉しいです。