秋夜のベランダでお夜食サンド！クロックムッシュとワインのペアリング
本日もTetsuya Wine Selectionsのブログにお越しいただきましてありがとうございます。
三度の飯よりおかずが好き、アラフォーワーママてつみです。
最近、夕飯をぱぱっとすませ、グラス一杯のワインと、夕飯のおかずの残りかおつまみを持って
夜のベランダで星を見るのがとても楽しいです。
こう書くと、すごく、穏やかでゆったりと充実した毎日を過ごしているようで、文章ってすごいですね。
きっとその極みがSNSですね笑。
ベランダには、逃げるように出ていますので、是非想像してみてください。笑
帰宅後、「もう○○時だよ」＝「時間がない」となってしまうと、本当に幸福度が下がるなと最近思うんですよね。
例えば、冷凍餃子を焼くだけなのに「時間ないから」と慌てたりするのって、本当にもったいないなと。
「やったね、今日は冷凍餃子だから、早く焼けるし、卓上コンロでゆっくり焼いてたーべよ」
この方が、まちがいなく幸せ上手かなと。
もちろん自戒も込めてですが、
秋の夜は素晴らしい日も多いので、ほんの少しの時間10分ぐらい、ベランダでもテラスでも、最悪窓際でもいいから、空をみながら過ごすのは
「小さな幸せ」を感じる事ができるかもしれませんよ・・・
今はちなみに木星（だと思う）が輝いています。
例え実際には焦りや不安や苛立ちや疲れがあっても、
「あの大きな星はなんだろう」とか
「風がきもちいいな」
とか、
「宇宙ってほんと不思議だな」とか
ちょっと少し、夜空を眺めただけで
自分は本当に、より一層ちっぽけだと思うし、ほんの一瞬を生きているにすぎないんだなあって、
小さな事はどうでもよくなったりします。
秋の夜のベランダ、風が少し冷たくなったので、ワインはほどよく冷たく感じて美味しそうだな～
熱々のクロックムッシュも、火傷しない程度の温度になって、ゆっくり味わえそうだな～
そうだ、私は絶賛一人秋の味覚キャンペーン中だった！！
ということで、冷凍餃子を食べた後に、
ムサカ用に作って、残っていたベシャメルを使い、クロックムッシュを作りましたので、そちらを紹介します。
ごはん食べないので、ちょっと今日は足りないな～と食いしん坊発揮です笑
変なアラフォーですね。まったく。
クロックムッシュ、昔からこういうサンドイッチ好きで、パン屋さんやカフェであると
メニューに目がいってしまうのですが、実際食べると、ちょっとオイリーすぎたり
しょっぱすぎることも結構あって、もちろん美味しいのですが、罪悪感も感じる乙女でございます。
家で作ると、素材もスーパーで調達するし、ベシャメルは簡単手作り品だし、パンは超熟なので
塩加減も油脂分も自分でコンロロールできるので、罪悪感を和らぎます。
では、早速いってみよ！
ベランダでも美味しいクロックムッシュ
簡単クロックムッシュの材料 今回は2人分
・超熟 食パン 8枚切り 4枚
・マヨネーズと粒マスタード お好みの量 ※私は、両方合わせてティースプーン1杯程度塗ります
・ロースハム 4枚
・蕩けるスライスチーズ 2枚 ※今回使用の「大きいスライスチーズ」おすすめです。
・サンドイッチの上側に塗るベシャメルソース 好みですが、1個につき大さじ1.5杯ぐらいかと思います。多すぎると食べるときにこぼれます。
・トッピング用ピザ用とろけるチーズ
・黒胡椒
・霧吹き 食パンに霧吹きは欠かせません
この、大きいスライスチーズはちょっとおすすめです。
お手軽クロックムッシュの作り方 簡単4ステップレシピ
１ オーブンを230度2分に予熱する。食パンに霧を吹き、マヨネーズとマスタードを塗る。
２ ハムは1枚をそのまま置き、もう一枚を4分割してそれぞれハムの切り口が食パンの角に来るように配置。大きなチーズをのせる。具材を乗せた側の食パンをここで一度オーブンで焼いて、とろけるチーズを少し、溶かす。
３ 2を取り出し、もう一枚を重ねる。重ねたら、表面にベシャメルソースをこってりと塗り、ピザ用チーズをかけ、黒胡椒をする。
４ 230度3分～4分、チーズがとけてこんがり焼き色がついたら出来上がり！
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ＳＴＥＰ１
霧吹きします。これで少し時間が経ってパサついたパンも、トーストした時に、外はサクッと中はふんわりもちもちがよみがえります。
お好みでマヨネーズとマスタードです。私はマスタードは片面にしか塗らない派です。
ＳＴＥＰ３
このハムの載せ方を知ったその日から、サンドイッチに使うハムの量がふえました。もう、こう載せずにはいられないです。
チーズを置いたら、ここで一度、オーブンで焼いて、少しチーズを溶かします。
ＳＴＥＰ４
もう一枚の焼いていないパンを、具材を載せて焼いたパんにあわせた後です。上面にベシャメルソースを塗ります。
ピザ用チーズを置きます。
焼きます。オーブンで230度3－4分です。トースターでももちろん大丈夫です。目安はチーズがこんがり焼き色がついたら、出来上がりです。
クロックムッシュを実食
ムサカ用に作ったホワイトソース（ベシャメルソース）、ナイスな使いきりレシピだった！！
毎日ホワイトソース作るわけじゃないので、
たまに作るときには、こうやって二次活用すると
すごく楽しいし、美味しいです。
個人的には三角形に切るのが好きです。
理由は美味しく食べやすいから。
食べやすいというのも、美味しさを決める一つの要素だと思うので、
サンドイッチの切り方は、ものによりけり、ちょっと考えたほうがいいですね。
馴染みのあるハムとチーズです。
でもクロックムッシュにするとちょっとちがーう。
ベシャメルを塗って焼いているので、とにかくクリーミー。
ボリュームも満点で
冷凍餃子食べた後に、食べていいのか？と思うべきですが
ごはん食べてないし、まあいいやと、思える「しつこくない」味でした。
しつこくなるもならないも、これはやっぱり、ベシャメルなのかなあ、、、と。
もちろん美味しいチーズ使うとまた、それはそれで濃厚さは増すのですが
家で作るホワイトソースは味付けもさほどしてないですしね。
ランチにも、とってもいいなと思いますが、
敢えての秋の夜、軽くおかず食べた後なのに、ベランダに焼いたクロックムッシュもって
熱々を自然の風に冷ましてもらって
グラス1杯のワインと楽しむ・・・
一口食べたら、そんな妄想が浮かんでしまったわけで、実際に、ベランダに持ち出したのさ！
小さな椅子に小さなテーブル、景品のランプでしたが
星を見ながら食べるの、熱々のクロックムッシュ美味しかったです。笑
どこで食べても美味しいんですけどね。
時間にすると全部含めて30分ぐらいの話なのですが
随分ゆっくりした気分になれます。
思わず、景品のランプじゃなくて、お洒落ランプが欲しくなったりしそうですが
別に懐中電灯だっていい
大切なのは
どんな気持ちでクロックムッシュ食べてワイン飲んでるかって事の方がよっぽど大事ですね。
我が家のベランダワインはリアリティしかありませんが
皆様はちょっと、快適で時にお洒落ランプ使って、楽しんでみてくださいね。
さ、では、クロックムッシュに合わせるワインを選びましょう。
今日もソムリエエクセレンスが、おうちごはんにワインをペアリングするポイントをお伝えします。
では、ムッシュ、よろしくね！
クロックムッシュとワインのペアリング
ウィ、マダム！
『クロックムッシュ』は、てつみさんと結婚するまで食べたことが無かったソムリエエクセレンスの鐵屋です。
お洒落なパン屋さんの店頭に並んでいるのですが、いつもほかのパンばかり選んでいました。
初めて食べた時、どこで食べたかは忘れてしまったのですが、濃厚でボリューミーで、美味しかったですね。
おやつパンといよりも、食事的なクロックムッシュ、ワインを傍らにおきたくなります。
では、早速、とワインのペアリング、行ってみましょう！
ペアリングのポイント
料理とワインのペアリングを考える際には、まずは、その料理の美味しさを整理します。
今回の『クロックムッシュ』は何といってもベシャメルソースとチーズの圧倒的な美味しさとコクですかね。
食パンとハムの食べ応えがあり、満足感のある惣菜系のパンです。
ワインを選ぶ際には主食材の「食パン」の食べ応えとともに、ベシャメルソースと溶けたチーズのコクと滑らかさな美味しさにピントを合わせます。
クロックムッシュのインパクトある味わいに負けないような充実感のあるワインををペアリングしましょう。
・ベシャメルソースと溶けたチーズの濃厚なコク
・食パンにベシャメルソースが少し馴染み、しっとりなめらかな、口のなかでとろけるような食感
・ひと口目からはっきりと美味しさを感じるうま味のインパクト
コクのあるベシャメルソース、それをパワーアップさせている溶けたチーズとハムの塩味の効いた濃厚な美味しさがあります。
市販のロースハムの場合、食感は少し残りますが、食パンに浸み込んだソースのクリーミーで滑らかな味わいが充実感いっぱいの味わいをつくっています。
クロックムッシュはワインと相性が良い発酵食品や乳製品で料理が構成されています。
ロゼワインは少し味わいが軽く感じてしまうかも知れませんが、赤ワイン、白ワイン、スパークリングワイン、そして甘口ワインなどもアリかなと思います。
飲み手の気分で色々なタイプのワインと楽しめる料理だと思います。
今回は『クロックムッシュ』のクリーミーで滑らか濃厚な美味しさに、充実感のある赤ワインをガッツリ合わせて「大人のお夜食」的なイメージでペアリングしてみようと思います。
ワインに求めるポイントは「滑らかさ」と「濃厚さ」です。
→ 酸味がマイルドで穏やかな味わい（果実の円い滑らかで優美な口当たり）
→ 果実味の充実した濃厚な美味しさ（過度なアルコールは不要）
→ クロックムッシュに合う、きめの細やかな上質な渋み（渋みがワインに溶け込んでいる）
ペアリングするワインの「酸味・アルコール・渋みの感じ方」に気を付けながら「滑らかで濃厚」なボトルを選びましょう！
「滑らかで濃厚」を意識すると、特にワインのアルコール感と渋みが強くなりがち、ここは注意します。
実は今回のシチュエーションでは、僕的にはこのワインしかないかな・・・と思いまして
ちょっとおすすめを聞いてください。
おすすめのワインはポー・ワインズのピノ・ノワール ヴァン・ダー・キャンプ・ヴィンヤード 2017年 ソノマ・カウンティです。
『クロックムッシュ』と合わせて楽しみたいカリフォリニアのピノ・ノワールの赤ワインです。
喉を流れるように落ちていく口当たりの良いピノ・ノワールです。
渋みは感じないほどの果実味によく溶け込んでいて、クロックムッシュの食感に重なるまろやかな渋みがあります。
それでいて古木のピノ・ノワールの持つ深く濃密な味わいがベシャメルソースとチーズの濃厚さを受け止めます。
濃厚な余韻の中から、品の良い酸味が盛り上がってきます。酸味が優しく口中を刺激しフレッシュ感を与え、次の一口へと誘います。
カリフォルニアのピノ・ノワールらしい味わい
ブルゴーニュの模倣品ではなく、カリフォルニアらしさを感じる洗練されたピノ・ノワールです。
それは口中でのまろやかさ、口当たりやのど越しの美しさで、 球体感 と言いますでしょうか、
口に入り喉をするりと落ちていくさまは、なんて美しいのだろうと感嘆してしまいます。
新鮮な酸味は穏やかでありながらも味わいの輪郭をつくっています。
渋みはこれ以上ないかのような細やかさで、ワインの核をつくっています。
充実した果実の旨みはアルコールの嫌みが無く、酸味と渋みの緻密な構造に肉付けしています。
ブドウが良く熟しているようで練れたコク（甘み）を持っていますが、ピノ・ノワールらしい繊細さとピュアさを失なっていません。
カリフォルニアらしい 充実度がピノ・ノワールの新境地を醸し出しています。
このピノ・ノワール ヴァン・ダー・キャンプ・ヴィンヤード 2017年は、飲み口が非常に優しい赤ワインです。
スムースにワインが喉を通り抜けていきます。
初めて赤ワインを飲もうとボトル選びをしている方にお奨めです。
赤ワインが渋いと感じられる方、
是非このワインをチャレンジしてみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また！
好きなサンドイッチは他にもたくさん。このワインはもうないのですが・・・
サマンサ＝シーンの造る優美なポー・ワインズのワインと料理のペアリング
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そしてリアルな鐵屋家の家庭料理を曝け出し、ソムリエエクセレンスが本気でペアリングを行うブログです。
驚くほど、リアルな家庭料理で恐縮です。
当店の肝、「家庭料理と寄り添うワインペアリング」と
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