本日もTetsuya Wine Selectionsのブログにお越しいただきましてありがとうございます。
三度の飯よりおかずが好き、アラフォーワーママてつみです。
毎日の夕飯のおかずで悩むのは、肉と魚のバランスです。
外食であれば、きっとチョイスの問題なので解決しやすいと思うのですが
自炊メインだと悩むところです。
理想は交互
でも現実は
肉:魚=10:1
なんだこれーーーー
食材の調達は休日にまとめてスーパーで行い、冷凍可能な肉に目がいきがちなんですよね。
しかも、普通のスーパーだと、いつも並んでいる切り身は一緒。
できれば捌きたくないから、尾頭付きはちょっと遠慮してしまう。
というか、そもそもまとめ買いに向かない・・・
そんな残念な状況なんです。
正直お魚様が食卓にのぼるのは
・遊びの達人社員様より配給をうけた時
・刺身が食べたくなった時
ぐらいで、なかなか普段の夕飯に登場しません。
でも、秋が来ました。
スーパーの買い出し日に美味しそうな生鮭、秋鮭とパッケージに書いてあって、「広告の品」とあるじゃないですか!
もちろん買いました。
エクセレンスが、きのこが食べたいと言っていたので
秋鮭×きのこ×簡単美味しい
の条件をすべてみたすおかずに決定しました。
『秋鮭のホイル焼き』です。
普通ですみません。
でも、このホイル焼き、安定的に美味しく食べてますか?
結局、かけるものの味(醤油とかポン酢とか)に依存しませんか?
もちろん、それである意味正解だと思っているのですが
実は、かけるものに依存すると
ちょっと、生鮭の臭みみたいなものが気になることがあるんですよね・・・
そこで、ちょっと我が家では、塩コショウは勿論するのですが、下味にマヨを使います。
マヨなんて本当にあまり消費されないのですが、こういう時に大変使えます。
ちょっと化学的な根拠はわかりませんが、マヨを塗る事で、しっとりも増すのと臭みもなくなります。
知らない間に満足感もアップしていると思いますね・・・
さてさて、香味野菜ときのこをたっぷり包んで、200度に予熱したオーブンで10分加熱するだけですよ~
安定的に美味しい『秋鮭のホイル焼き』、早速、紹介していきますね!
では、いってみよ!
いつも簡単美味しい!秋鮭のホイル焼き
秋鮭のホイル焼きの材料(切り身4切れ分)
・生鮭の切り身 4切れ
・塩コショウ
・マヨネーズ
・長ネギ 1本
・にんじん 2分の1本程度
・えのき 2分の1袋
・しめじ 1株
・酒
・アルミホイル
・ホイルに塗るための油
秋鮭のホイル焼きの作り方 簡単4ステップレシピ
1 生鮭の切り身には塩コショウをして、野菜を切っている時間程度置いておく。ネギとニンジンは5㎝程度に千切りに、エノキは根元を落として、半分の長に、しめじは大きいものについては半分に割いたり割かなかったりする。
2 アルミホイルを正方形になるように切って、真ん中にオイルを塗る。その上に、まず長ネギにんじんを全体の量の4分の1程度強いて、鮭を載せる。上にマヨネーズを塗り、きのこを載せる。オーブンを200度10分で予熱する。もちろんフライパンでもOK。
3 2の上から日本酒を小さじ2分の1~1弱程度ふりかけて、ホイルの端と端を合わせて折るようにしながら包む。
4 予熱が終わったオーブんで200度10分焼いてできあがり!好みでポン酢や醤油をたらして召し上がれ!!
※バターはお好みで入れてくださいませ。
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秋鮭のホイル焼きを実食
私の今日の気分は、ポン酢にレモン汁でいただきました!
香味野菜ときのこ類の出汁の出方が半端ないですね。
一気に、香りと同時に甘みが、美味しいスープとなり
生鮭をつつみますね~
私はどうも、半端な魚の臭みが苦手で、
生鮭というのは、下味をしっかりしないと、その臭みを感じる事があるのですが
マヨを塗ると、あら不思議、ございません、その臭み。
逆にしっとり感が増して、コクがでます!
バターを入れるのもおすすめですが
マヨを塗るだけで
鮭の身と上に載せたきのことの質感の一体感も生まれている気がします。
そして、食べ応えもアップしているようにしか思えず
マヨ塗り、おすすめです!
正直、材料を切ってしまいさえすれば、ほぼ完成したと同じ!といっても過言ではない『秋鮭のホイル焼き』は
手軽にできて美味しくて、とても気の利いたおかずだと思っています。
ごはんのおかずにも良いですが
やっぱり秋鮭をホイル焼きにしたら・・・
ワインを合わせたくなりますよね!?
私はなるんです。笑
でも、魚料理とワインって、私はどうしても、難しく思ってしまいます。
刺身の場合と加熱した場合では、またちょっと違うような気もするし・・・
生鮭ってとてもポピュラーな素材だし、ホイル焼きという選択は、ハードルも低めだと思うので
ちょっとエクセレンスに聞いておきたいですね
秋鮭のホイル焼きとワインをペアリングする際のポイントを・・・
ということで
エクセレンス、包み隠さず教えてくださいね~
週末に使えるペアリングのコツってやつが知りたいんざます!!
では
よろしくね!
秋鮭のホイル焼きとワインのペアリング
本日もここまでお読みいただきましてありがとうございます。
ソムリエエクセレンスの鐵屋です。
ペアリングのポイント
本日もいつも通りです。ワインのペアイングを考える際には、その料理の美味しさを整理していきます。
『秋鮭のホイル焼き』の美味しさ整理します。
主役である「秋鮭」の味わいを確かめます。
蒸し焼きにされた秋鮭はほっくりした優しい食感で、塩味はとてもマイルドです。
マヨネーズを塗ることで、適度な油分が秋鮭に浸透していて、しっとりしたところもあります。
てつみさんが気にしていた生臭さはほとんどないですね。
香味野菜や、確かにマヨネーズはいい仕事をしているのかもしれないです。
千切りの野菜とエノキは秋鮭の美味しさだけでなく、お酒とマヨネーズのコクが浸み込んでいて、優しい甘みがあります。
にんじん、長ねぎ、しめじ、えのきがとても美味しくいただけます。
・秋鮭の優しい味わい(強すぎない)
・野菜の甘み
・しっとりした食感
・ほっこりした優しい味わい(角がない)
という理由から
ワインにはフレッシュさと優しいコク、そして優しいアルコール度数(12度)くらいを求めたいところです。
もちろん「海」を感じる味わいがあると良いでしょう。
イメージ的には、仕上げ絞るにレモンなどの柑橘の役割となるワインなら、とてもペアリングしやすいですね。
『秋鮭のホイル焼き』には白ワインがベストだと思います。
ロゼワインも軽いタイプならペアリングできると思いますが、赤ワインは渋みが料理の美味しさに向きません。
スパークリングワインはタンク内二次発酵のタイプ、優しい気泡とフレッシュ感のあるプロセッコなどが良いでしょう。
魚料理とワインの相性は、時として難しくなる
魚料理にワインをペアリングすると、魚が生臭くなってしまうことがあります。
ご経験ありませんでしょうか。
まず魚にワインをペアリングした時に強く感じる生臭さ(魚臭さ)はどうして出てきてしまうのか?
『なぜ魚料理のワインをペアリングすると魚の生臭さが目立つようになるのか?』
このメカニズムを知ることがペアリングのポイントになります。
科学的に立証されています。
ワインとのペアリングは 魚の不飽和脂肪酸とワインに内在している鉄分が反応して生臭みを出てます。
魚がよほど鮮度が良いものでない限り、残念ながら普通にワインと合わせると生臭くなります。
ちなみに日本酒が魚とペアリングして生臭くならないの、日本酒には鉄分がほぼ入っていないことが大きい理由となっています。
そして魚の不飽和脂肪酸は酸化によって増えていきます。
つまり、そのまま焼くような調理法はワインには向いていません。
この事をなんとなく覚えていると、調理のひと手間を加えることが苦ではなくなりますよ!
・鮮度が良いものを使うこと(1番大事)。
・調理の際に、魚をできる限り酸化させないこと。
・魚の表面に油やソースなどで膜をつくること、柑橘を絞ること(ワインとの間に緩衝材の役目)。
この3点が大事です。
これは個人的な経験からのお話ですが、科学的な根拠はございません。
赤ワインやオレンジワインの場合、ワインに含まれるフェノール分が魚の生臭みを抑えてくれるように感じています。
この場合は渋みの量が多すぎないこと、白ワインのような伸びのある酸味があること、そしてワインのテクスチャーが粗くないことです。
もし行きつけのワインショップでワインを探す場合には
スパークリングワインの場合は「フレッシュでマイルドなプロセッコ」をお奨めしてください。と。
白ワインであれば「ポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデ、もしくはロワールの軽めのソーヴィニヨン・ブランかスペインのアルバリーリョ「
「日本の甲州もありです(その場合は、苦みができるだけ感じないボトルを)」
などのお奨めを伺ってみてください。
さて、僕はどうするか、ですが。
『秋鮭のホイル焼き』にはフレッシュでピチピチした飲感とともにワインが成熟してきた上質な旨みを持った不思議な感覚の白ワインをお奨めします。
まずワインに向いた料理です。秋鮭の表面にマヨネーズを使っています。鮭とワインをスムースにしてくれています。
調理法も蒸し焼きということで「焦げず」に不要な酸化をしていないベストな加熱法でした。
エル・リーノの持つ、海風を感じる香りや塩レモン、指ですり潰したフレッシュミントの清々しさが料理をさらりと上質にエスコートしてくれていました。
そして秋鮭と野菜・きのこの優しい美味しさを引き立てる、熟成した優しい味わいがあります。
さらには亜硫酸が無く、アルコールも11.5%と『秋鮭のホイル焼き』と心地よく寄り添うことができました。
新しい体験をしてみてください。
僕のおすすめはキープ・ワインズの 【ライブラリー・セレクションズ】エル・リーノ アルバリーニョ ロスト・スロー・ヴィンヤード 2015年
熟成した滑らかで上質な旨みを持っています。
熟成しているにもかかわらず、出来立てのワインのような、溌溂とした生きた酸味が口中でピリピリっと弾けます。
そして小気味のミネラル感が追いつき、躍動感のある軽快な味わいがあります。
ポルトガルの超フレッシュワイン、ヴィーニョ・ヴェルデをカリフォルニアで表現れています。
しかし、このエル・リーノはフレッシュ&クリスピー(若さ)と滑らかさ(円熟味)を併せ持つ、なかなか同時には味わいえない2つの旨みを持ったワインです。
今まで味わったことのない感覚の白ワインです。
僕の魂を揺さぶったワインです。
6年経っていますが、淵にグリーンが残るシルバーゴールドの若々しい色合い。
海風を感じる白ワインで、塩レモンに指ですり潰したフレッシュミントの清々しさがあります。
造りたてのワイン(例えば2020年のワインのようなフレッシュ感)のフレッシュ感やクリスピー感が全く失われていません。
そのフレッシュでピチピチした飲感とともにワインが成熟してきた上質な旨みを持っています。
ワインは熟成することで、優しく穏やかな旨みを醸し出します。この旨みはとても滑らかで口中全体に溶け込んでいくようなしっとりした飲感です。
このキープ・ワインズは僕の2回目の自社輸入ワインとなります。
日本未入荷のカリフォルニアワインとなりますので
どうぞ、よろしければ商品の詳細と、キープワインズのブログ記事をごらんください!
そして、この機会に是非、味わってください。
魚の生臭みを意識して、魚料理とワインをペアリングしている記事です↓
今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました!
それでは、また!
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そしてリアルな鐵屋家の家庭料理を曝け出し、ソムリエエクセレンスが本気でペアリングを行うブログです。
驚くほど、リアルな家庭料理で恐縮です。
当店の肝、「家庭料理と寄り添うワインペアリング」と
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