本日もTetsuya Wine Selectionsのブログにおこしいただきましてありがとうございます。
三度の飯よりおかずが好き、アラフォーワーママてつみです。
食材を捨てる事にとっても罪悪感を感じるのは私だけでしょうか。
消費行動として考えれば、仮に廃棄してでもどんどん購入する人の方が貢献しているのかもしれませんが
私は食材については、買ったものは食べきる使い切る、にこだわりたいですね。
昔からではありませんよ、若い頃はあんまり考えていなかったです。
家で野菜を作っていたこともあって、ねぎの青い部分なんて、特に最後まで使わなくても、本当にくさるほどあるわけですから
スーパーで野菜を買っている人たちがどんな風にしているか、なんて想像つかなかったんですよね。
固くて乾いてしまったねぎの青い部分、捨てるものだと思ってました。
今は、スープに使うのでとっておいたりしますけど。
っていうかそもそもそういう扱いに困るものは買わないようにしています。
そんな事を考えながら、スーパーを急ぎ足でまわっていまして、鮮魚コーナーで、イワシが開いた状態で夕方の値引き時間を迎えていました。
鮮度がものをいう、青魚です。もう値引きなんですね、と思いながら、迷わずゲットしました。
薬味をたっぷりのせて、かば焼きにしよう
すぐに思いつくと、すっきりしますな!
だってあとは、粉付けて、焼いて、絡めるだけですから、帰ってすぐできちゃいますよ。
ということで、今日は、魚だ、イワシだ、かば焼きだ!
いってみよ!
イワシのかば焼き
『イワシのかば焼き』の材料
・イワシ 開いたもの 今回は小さめを10尾分
・片栗粉 適量
・酒 大さじ2~3 ※水と合わせても大丈夫です
・醤油 大さじ1.5
・きび糖 小さじ1
・みりん 大さじ1
・大葉 3枚程度を千切り
・ねぎ 適量
・生姜 1かけを千切りに
『イワシのかば焼き』の作り方
簡単4ステップレシピ
1 大葉・生姜を千切りにする(小さなタッパーなどにいれておく。残っても次に使いやすいのでおすすめです)調味料を合わせて混ぜておく。
2 鰯に(軽く塩コショウをして、余計な水分をふき取り)片栗粉を薄くかつまんべんなくまぶしていく。
3 熱したフライパンにごま油、もしくはオリーブオイルを入れ、2の鰯を身から焼いていく。中火で1~2分。裏がえして1~2分。
4 火を弱める。混ぜて置いた調味料を加え、好みの加減に煮絡めていく(2分程度)。火加減に注意すれば焦げません。皿にもりつけ、薬味をのせれば出来上がり!
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STEP1薬味と調味料を準備
大葉・生姜を千切りにする/調味料をあわせておく
(小さなタッパーに入れておくと残っても、次に使えるので便利です)
STEP2
鰯に(軽く塩コショウをして、余計な水分をふき取り)※省略可
片栗粉を薄くかつまんべんなくまぶしていく。
STEP3
フライパンで焼く(身の方から1~2分)中火です。
裏返して皮目も焼く。1~2分。中火です。
STEP4
調味料を加えて、2分程度煮絡めていく。弱火~中火にします。
あ、しゃべっていたらちょっと煮絡めすぎた。でも気にしない。美味しいから(笑)
\薬味とともに盛り付けて、完成/
『イワシのかば焼き』を実食
久しぶりに食べました!
やっぱり美味しいですね!
青魚好きだから、もっと食べたいのにすっかりご無沙汰でした。
実家では、よく、鰯やさんまをかば焼きにしたり、シンプルにソテーにして・・・
お約束の薬味をたっぷりかけてよく食べました。
本当は今日も、みょうがや生姜、ねぎ、もっとたっぷりのせたかったのですが
あるものを計画的に使うと、これぐらいかな、と(笑)
イワシみたいな青魚は、かば焼きがとっても合う!
甘じょっぱいタレでも魚の味わいは損なわれないし、
逆に独特の香りが苦手な人でも、食べやすくなりますね。
片栗粉をまぶして焼いているの、こんがり、中はふんわりしたところに、タレを絡めているので
仕上がりは、しっとり柔らか。そして香ばしい!
なんともごはんがすすむおかずです。
今回はすでにひらいてある鰯を買ったのですが、
値引き品をゲットしたのにも関わらず、そんなに安くはないですね。
鰯もすでに安い魚ではなくなりましたね~
もっと食卓に出したいな・・・
10年ぐらい前は、よく、鰯を梅干しと圧力鍋で煮たりしていたことを思い出しました。
そうだ、いい加減、近くのお魚市場に行ってみようかな・・・
刺身や寿司以外で魚のおかずをもっと食卓に出したいな、とずっと思っています。
7歳女児は、自然と食べてくれるのですが、4歳男児は鮭の小さな骨がちょっと口に触った経験より、お魚いまいちに・・・
しかも、以前、鯛をいただいた際に、煮付けや鯛めしにしたのですが、その美味しさを覚えているようで
「鯛なら食べれる」という始末です。
やれやれですな(笑)
家で魚を食べる機会が年に1回、なんて事にならないよう、
かば焼き、もうちょっと定番メニューにしていこう!
かば焼き、と聞くと、うなぎを連想してしまいがちですが
鰯やさんまのかば焼き、ワインペアリングも楽しいおかずですよ!!
薬味たっぷりなら、なおたのしい。
ということで、エクセレンス!『イワシのかば焼き』とワインのペアリング、ペアリングのポイントとおすすめワイン、よろしく!
そう『イワシのかば焼き』の美味しさをMAXに高めるワインね!
『イワシのかば焼き』とワインのペアリング
本日もここまでお読みいただきましてありがとうございます。
エクセレンスこと、ソムリエエクセレンスの鐵屋です。
もはや家庭で魚料理がでてくると、特別感がありますね。
それぐらい、あまり食べていない・・・
イワシ、サバ、カツオ大好きな食材です。
特にイワシは鮮度が大切で、魚の中でも特に魚特有の香りがあり、ワインとのペアリングの際は気を付けたい食材です。
まず知っておきたいことは「魚にワインをペアリングすると、魚の不飽和脂肪酸とワインの鉄分が化学反応し、生臭い風味を出します」
これは避けられません。
でもご安心ください! 魚とペアリングしても魚臭さが強くならず、むしろ美味しくハーモニーできるワインが存在します。
ここはペアリングのポイントを抑えるよりも、魚に合うワインをピンポイントで覚えてしまう方が良いかもしれません。
魚料理に使うワインはとっておきで、ソムリエは教えたくないワインでもあります。
本日のワインはイタリアワインのスペシャリトでもある、超有名ソムリエNさんに教えてもらったお墨付きの海の料理と楽しめる赤ワインです。
“サンジョヴェーゼ単一で海のニュアンスのある、滑らかなワイン” “カツオや魚に合うサンジョヴェーゼはありませんか?”
という僕のかなりハードルの高いリクエストを、難なく一言(これがいいと思うよ。僕がカツオと合わせるワイン。)で解決してくれたワインです。
Nさん、ありがとうございます!フラルーカのサンジョヴェーゼ、メチャクチャ良いです!!
魚はできるだけ鮮度が良いものを準備できれば、それだけワインとのハードルは下がります。
また調理の際も下処理や、ワインとの緩衝材といえる、ソース、油、柑橘などを利用するも一つの手でもあります。
では早速、『イワシのかば焼き』とワインのペアリングにいってみましょう!
ペアリングのポイント
まず、おかず(料理)とワインをペアリングする際には、合わせたい料理の「美味しいポイント」を整理してとワインの味わいの特徴をつなげます
そして心地よいペアリングのために僕が意識しているのは
「料理の食感とワインの口当たり」を揃えること!です。
さらに上質なペアリングを目指すのであれば、料理にプラスαできるワインの「香り」や「爽やかさ」を意識しましょう。
『イワシのかば焼き』の美味しさを整理します。
・イワシのふっくらとした食感と力強い風味
・かば焼きたれのねっとり甘みのある味付け
・薬味(生姜、大葉、ねぎ)の爽やかなアクセント
これら料理の特徴をワインの味わいに求めますとこうなります。
⇒青魚には赤ワインがベター
⇒海のニュアンス(潮味)のあるワイン
⇒かば焼きタレにはコクのある滑らかな赤ワイン
1.渋みが良く熟していて、優しい=渋く感じない赤ワイン
2.酸味が柔らかい
3.果実味が豊富
⇒上質で滑らかなコクを持つワイン(ワインが熟成した美味しさがあるとさらに+)
この3つの特徴を持つワインを探しましょう!
海の傍、または海の影響を受けて造られた赤ワインであり、果実味が豊富で酸味が膨らみ、渋みが細かくワインに良く溶け込んでいるボトルです。
できればワインに熟成した雰囲気(口当たりの丸みや料理のタレのような香りを持っている)を持つ6~7年くらい経ているボトルが良いでしょう。
僕の主観ですが、ズバリ言いますと「青魚(イワシ・サバ・アジ、サンマなど)や赤身魚(カツオやマグロ)を使った料理には海のニュアンスを持つサンジョヴェーゼが最適です。
サンジョヴェーゼの酸味が魚の持つうま味(酸味)との相性が抜群に良いです。そしてサンジョヴェーゼの程よい渋みが魚の食感と重なるからです。
さらには本日は「かば焼き」ということで、ねっとり絡んだ甘い味付けになっています。この味付けには少し熟成したサンジョヴェーゼが向いています。
ソムリエエクセレンスのおすすめワインは海の味わいを持った『サンジョヴェーゼ』の赤ワインです。
僕のおすすめはイタリアのトスカーナ、ラ・フラルーカの、チパリッソ スヴェレート・サンジョヴェーゼです。イワシのかば焼きの美味しさをMAXに高めてくれるワインです。
ワインのしっとりした優美な口当たりと、サンジョヴェーゼらしい明るく“海を連想できる爽やかなコク”が『魚料理』の美味しさを高めます。
チパリッソ スヴェレート・サンジョヴェーゼ 2016年は、普段の家庭料理とペアリングする赤ワインとして理想的な味わいを持っています。
まずは口当たりです。ワインがよく熟し成熟しています。スムースで滑らかな、潤いのある果実味が口中を優しくタッチします。そして酸味と渋みが理想的な味わいです。さらには海を思わせるミネラルがあります。
これによって海塩を日常使いする様々な家庭料理とペアリングしても心地の良いハーモニーをつくることができるのです。
このワインに溶け込んでいる塩味は、現代の料理とワインのペアリングの際に使い勝手がよく重要な赤ワインと言えます。
実はこのワイン、とあるイタリアワインのスペシャリストに教えていただいたワインでもあるのです。
実際に飲んでみたわけですが・・・
素晴らしい赤ワインです、抜栓直後から美味しさを発揮できます。
クリアな果実味、上品でエレガントな香りと味わいが広がりをみせてくれます。飲む温度は少し低い目の14~16℃(セラー温度)からが良いでしょう。
カツオやマグロの赤身魚と相性が良く、お刺身と一緒に楽しめます。また青魚の力強い味わいにもスムースにペアリングできる酸味があります。
赤ワインです、肉料理は言うまでもなくのチキンはもちろんのこと、ポークやビーフとも楽しめます。
『イワシのかば焼き』は粉をふることで、イワシの身がふっくらとがしています。
表面は焼き固められていますが、タレと絡んでしっとりしています。
火を入れることでふっくらしっととりした食感にもなっていますが、イワシは細かな骨が多く、噛み締めて美味しい魚です。
そこで料理の食感や咀嚼に合わせるワインは、渋みがしっかりとありながらも、口中では優しい口当たりをつくっている。
ハイレベルな要求となりますが、口当たりがスムースな細かい渋みがある、またはよく熟成して優しくなった渋みを持つボトルが必要となります。
これは、お酒より赤ワインの方が断然良いと思います。
ラ・フラルーカのチパリッソ スヴェレート・サンジョヴェーゼ 2016年は『イワシのかば焼き』の美味しさをMAXに高められる赤ワインです。
2016年ヴィンテージといことで熟成した印象があります。口当たりの上質な滑らかさがあります。そしてわずかにバルサミコ酢のような深みを持っています。
これがふっくらした焼き上がり、表面にかば焼きタレが絡んだイワシの美味しさにマッチします。
サンジョヴェーゼのフルーティな酸味とミネラル感(海のフレヴァー)がイワシの魚臭さを強調せずに、イワシの美味しさだけを伸ばしていきます。
薬味の生姜、大葉、ねぎのフレッシュなアクセントが、料理に限らずワインの味わいをも刺激します。
チパリッソ スヴェレート・サンジョヴェーゼ のピュアな果実味は輝きを増し、チェリーやプラムの香りが華やぎました。
次回はカツオとも合わせてみたいラ・フラルーカのサンジョヴェーゼ、
料理とワインを楽しむ際、海を感じる滑らかな赤ワインはなくてはならない存在です。
このラ・フラルーカのチパリッソ スヴェレート・サンジョヴェーゼを覚えておいて損はありません。
薬味の利いた『イワシのかば焼き』と熟成サンジョヴェーゼのペアリング、ぜひ試してください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた。
魚料理を美味しくできる赤ワイン、モンキージャケットもお奨めです!
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TETSUYA WINE SELECTIONSのレシピブログにご訪問いただきましてありがとうございました!!
そして最後までおよみただきまして、感謝感激です。
毎日、本当にリアルなレシピで恐縮です。
でもこんな風に、簡単で早くておいしい、シンプルなおかずを作って
ワインとともに、楽しんでいただけたら、嬉しいです。
週末だけ
月末だけ
そんな楽しみ方も良いと思います。
お酒ですから、是非、細く長く、健康と時間を大切に、お付き合いの程よろしくお願いいたします。