
本日もTetsuya Wine Selectionsのブログにお越しいただきましてありがとうございます。
三度の飯よりおかずが好き、アラフォーワーママてつみです。
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このブログは・・・
できるだけ安くて早くて美味しいおかずをおうちで作って食べたいアラフォーワーママてつみによる「リアルなおかず」のレシピと
「ワインしかない」ソムリエエクセレンス鐵屋竜朗が「リアルなおうちごはん」の美味しさをMAXに高めるワインペアリングのポイントとおすすめワインを紹介するブログです。
その日のてつみのおしゃべり(その日のおかず決定までの経緯など)から始まり
→リアルおかずのレシピ
→エクセレンスによるペアリングのポイント
→エクセレンスのおすすめワイン
の順番で進んでいきます。
飛ばし飛ばしでも(笑)お読みいただけると嬉しいです。
いただきものや、ご飯作りで面倒な時のリアルな「買ったおかず」も登場します!笑
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新玉ねぎ・挽肉・じゃがいも
新玉ねぎを加熱して食べると、「もったいない」という人がいるかもしれませんが
小さい頃から、新玉ねぎが身近だと、ずっと生で食べるわけにもいかず
新玉ねぎの味噌汁が私の最も好きな新玉ねぎの食べ方になって、現在に至ります。
新玉ねぎ、挽肉、じゃがいも
この3つを使うことは、決まっていましたが
2択です。
カレーか、肉じゃが。
ちょっとお疲れ気味のアラフォー的には、肉じゃがを選択です。
きっと小さな家族達はカレーが良かったのだろうと思うのですが、
挽肉が合い挽きだったので、その牛肉の風味をMAXに活かすのは
肉じゃがだろう、と思ったわけです。
カレーは、正直、豚挽肉で作ればOK。
だって全部カレー味になりますからね。
新玉ねぎで肉じゃが、好きなんです。
新玉ねぎが瑞々しいので、やや大きめのくし型に切って煮るのですが
とろけるような食感と甘味が、他の食材と絡む、そんなところが好きなんです。
最近、味噌汁は、出汁をとる(かつおです)ようにしているので、だし汁は準備OKです。
合い挽き肉だし、お肉のうま味がでるので出汁がなくても美味しいのですが、
やっぱり出汁で煮ると
\全然ちがいます/
疲れた時は、お出汁が染みますよ・・・
めんつゆも最高に楽ですが、
かつお出汁の手間なんてたいしたことないので、買い物ついでに出汁用のかつお節をかっておくと良いと思います。
お湯を沸かして、かつお節入れて、1分ぐらい沸かしたら、火を止めて放置→ザルで濾す。
それだけです。一味違いますので是非。
ということで、今日は、新玉ねぎ、じゃがいも、合い挽き肉を、かつお出汁で煮ます。
かつお出汁と合い挽き肉のうま味が玉ねぎにもしみしみの肉じゃがです!
いってみよ!
新玉ねぎと挽肉の肉じゃが
『新玉ねぎと挽肉の肉じゃが』の材料(たっぷり作り置きも含む)
・新玉ねぎ 1個
・挽肉 300g程度
・じゃがいも(中) 5~6個、大なら4個程度でしょうか
・生姜 1かけ
・だし汁 具材がひたひたになるぐらい 500㎖程度が目安です。
・砂糖 大さじ1
・みりん 大さじ1
・酒 大さじ2
・醤油 大さじ2~3
『新玉ねぎと挽肉の肉じゃが』の作り方
~簡単4ステップレシピ~
1 かつお出汁を準備し、冷ましておく。※1ℓ程度のお湯を鍋に沸かし、ふっとうしたらかつお節を軽く1つかみ入れて火を止めて放置。かつお節が沈んでくるので、ザルで濾してボウルなどでだし汁をさましておく。残りは冷蔵庫に入れて、煮物や味噌汁に使うと便利。かつお節はまだもう一回ぐらいは出汁をとれるので捨てないでおいておいて、連日出汁をとって美味しいおかずを食べると良いですね。
2 じゃがいもは少し大き目のひと口大に、新玉ねぎはやや幅広めのくし型に切る。生姜は細い千切り、針生姜にしておく。
3 フライパンにごま油を入れ、火にかけ、生姜を入れ香りが立ったら挽肉を炒める。挽肉の色が買わったらじゃがいもを加えて炒め、じゃがいもに油がまわったら、玉ねぎを加えて軽く炒める。
4 3にだし汁と調味料を加えて煮る。だし汁が沸いて灰汁がでてきたら灰汁をとり、落とし蓋をして約○○分煮込む。最後だし汁が少なくなったら、少しあおるのように煮絡めて完成です。
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STEP1・STEP2 だし汁を準備しておく。材料を切る。
STEP3 具材を炒める
STEP4 だし汁と調味料を加えて、灰汁をとりつつ落とし蓋をして煮込む。
\だし汁がすくなってきたところがクライマックス!!/
\で・き・あ・が・り( *´艸`)/
『新玉ねぎと挽肉の肉じゃが』を実食
\この平和で幸せそうな香りは、停電になっても隠せないな/
肉じゃがの香りって、煮物の香りの中でも、別格ですよね。
最近作っていなかったので、久しぶりに再確認にしました。
筑前煮とかおでんとかともまた違う、
懐かしさも兼ね備えた
食欲と記憶の両方からアプローチする、さすが王道のおかず『肉じゃが』です。
ポイントは、
新玉ねぎ
そして
合い挽き
そして
出汁
沢山ありすぎますが、このおかずの全てでもあります。
合い挽き肉のコクが新玉ねぎとじゃがいもに染みるわけです。
下支えするのは、かつお出汁です。
じゃがいもと、玉ねぎ挽肉を一緒に食べた瞬間、
このままコロッケにしても最高だな
なんて、失礼な事を考えるぐらい、一体感があるんです。
\やっぱりたまに食べる肉じゃがは最高です/
世界でもじゃがいも料理はたくさんありますからね。
じゃがいもを料理すると、いつも思い出す事があったのですが、
ここ数日、より鮮明に思い出している事があります。
ここからは、ちょっとレシピと離れますのでお時間無い方は、飛ばしてください。
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私、卒業した大学とは別に、1年間とある大学に通っていまして、そこは国際寮があったんですよ。
運よく国際寮に入れたので1年間生活していたのですが、ウクライナのキエフ大学からの留学生がいたんですよ。
とっても綺麗で明るくて、Cuteな彼女、キッチンは共有でしたので一緒に料理をすることもありました。
で、彼女は、「じゃがいもはウクライナでは、本当によく食べる。たくさん家に保管してある。ビタミンもたっぷりだし、そう、主食?っていうの?そんな存在」
と何度も話をしていたのを鮮明に覚えています。
本当に勉強熱心で、中途半端だった自分とは雲泥の差でしたね。
日本語を勉強するための単語ノートには、思わず人には見せれないような言葉もあったりして、こっそり私に笑いながら「この日本語の意味は?」と聞いてきたり。
今考えてみると、国費の留学生だったので相当に優秀だったんだろうと思います。
私は人生いつも迷っていたので、その大学から別の大学に再入学し、彼女との生活も1年で終わってしまい、その後連絡もいつの間にか途絶えましたが、名前も顔も忘れないぐらいのインパクトがありました。
で、出汁が効いたじゃがいもを食べながら
「彼女は今、どこにいるのだろうか?」と思ったりもします。
祖国に戻っているのだろうか、とか。
高校生ぐらいまでは「第三次世界大戦」と「核戦争」という言葉がとても恐怖でしたが、歴史の大きな流れでいくと
現実のものになる可能性だってゼロじゃなくなってしまいました。
人間って最後は戦争するぐらいですから、争いたい人達は、いるんだなと、大人になって理解しました。
それで世界がまわっていることも事実のようですし、そんなもんなのかもしれません。
\出汁が効いた肉じゃがでも食べよう/
ウクライナの彼女も、またそのご家族やお友達も、また美味しくじゃがいもを食べる日が1日でも早く訪れればいいなと
そう思いながら、私は肉じゃがを食べるのです。
平和は決して常にあるのものじゃないですね。
世界のどこかでは、極めて頻繁に戦争が起こっているわけです。
肉じゃが食べよう。出汁たっぷり効かせて。
って、この記事を読んでくれているあなた!
びっくりですよね、今日は、
『肉じゃがの香りで語る平和論』をお届けしました。
さて、どうやって、ワインペアリングのコーナーにつなげようか笑
いや、もう決まってますよ。
明日がどうなるかなんて、誰もわからない世の中だから、毎週末を無事に迎えられたらこれ幸い
平和の香り漂う『新玉ねぎと挽肉の肉じゃが』の美味しさをMAXに高めるワインペアリング、いってみよ!
『肉じゃが』とワインのペアリング
本日もここまでお読みいただきましてありがとうございます。
エクセレンスことソムリエエクセレンスの鐵屋です。
出汁と使った、煮物、しかも生姜に牛肉です。
香りが漂わないわけありませんよね。
めんつゆでも簡単にできる肉じゃがですが、かつお出汁+牛豚合い挽きで、うま味が丁寧に重なっている感じがしますね。
では、さっそく『新玉ねぎと挽肉の肉じゃが』の美味しさをMAXに高めるワインペアリング、まずはポイントからです!
ペアリングのポイント
料理にワインをペアリングする際には合わせたい料理(おかず)の美味しさを整理します。
その美味しさの特徴から、ペアリングするワインを絞っていきましょう。
『肉じゃが』の美味しさのポイントは
・日本人では嫌いな人はいないんじゃないかと思う芳ばしい香り(醤油・肉・出汁・生姜)
・ほっくり、しっとりしたじゃがいもの美味しさ
・一緒に噛んで美味しい挽肉と新玉ねぎのうま味
・かつお出汁をベースにした程よく甘じょっぱい味付け
ではどんなワインが合うでしょうか?
ざっと3つポイントです。
1.醤油・鰹節・生姜の香り
→肉(挽肉)の香りは赤ワインにあります。そして熟成すると醤油や鰹節の香りを出すブドウ品種やワインがあります。
つまり赤ワインで、生姜のような香りやぴりっとした酸味を持つワインで、醤油や鰹節の香りを熟成すると醸し出すワインが最適です。
2.主役である “じゃがいも” の食感に重なるしっとりとした口当たりのワイン(渋みが細かい・少なく感じるワイン)
→熟成したワイン(渋みが丸くなっている)、醸造方法(渋みをたくさん抽出しない、亜硫酸を添加しない)、ブドウ品種(渋みが多くでない品種)
3.出汁の染み込んだコクのある味わいにマッチする旨みのあるワイン
→ブドウの生育環境が良い場所(温かいエリアのワイン)、日照量が多い場所のワイン
この3つの理由から「肉じゃが」には赤ワインが向いています。
白ワインは?
やはり醤油ベースの甘じょっぱい味付けに向いていません。(×)
どうしても白ワインという場合は、まろやかでコクのあるシャルドネが良いでしょう。
シャルドネは芋との相性が良いブドウ品種です。また、熟成すると出汁ような風味や醤油にた味わいを出すこともあり、相性は決して悪くはないでしょう。(〇)
スパークリングワインは?
炭酸の泡の力がじゃがいものほっくり、しっとりした食感を消してしまいます。(×)
醤油と出汁のコクには瓶内二次発酵のスパークリングワインの深みは合うと思いますが、ペアリングの肝となる「料理の食感とワインの口当たり」が重なりません。
ロゼワインは?
醤油の香りや風味に向いていません。(×)
出汁の利いた『にくじゃが』のコクのある味わいにロゼワインの「フルーティーさ」「軽さ」「爽やかさ」がマッチしません。(×)
赤色が強いロゼは渋みが多くなり、さらに難しくなります。
ソムリエエクセレンスのおすすめ
では、僕のおすすめは・・・
キープ・ワインズのクーノワーズ ダヴィッド・ジラール・ヴィンヤード 2019年 です!
毎回ブログを読んでいただいている方は、
ああ、この赤いやつね、と覚えていてくれたら嬉しいのですが、いかがでしょうか笑
オーガニック認証を受けた畑で栽培されたブドウ(クーノワーズは品種名です)を使って、サスティナブルな思想で造られた赤ワインです。
天然酵母を使い、醸造時には亜硫酸を加えず、無清澄・無濾過で瓶詰めされたナチュラルなワインでもあります。
聞きなれないブドウ品種のクーノワーズは、シャトーヌフ・デュ・パプで使用できる13品種の1つとして知られているぐらいでしょうか。
そんなクーノワーズ、フランスのローヌ地方や南仏でも栽培が少なくなっています。
現在は極わずかですがアメリカのカリフォルニア州やワシントン州でも栽培されているようです。
クーノワーズは「酸味」と「香り」に特徴があります。
酸味が爽快で、白ワインを連想させる酸味と思ってください。
白ワインの要素も持つ赤ワインです。
香りは、グリーンペッパーやジンジャーのようなスパイシーな印象があります。
木の芽や山椒に似た香りにも感じます。そして生姜のようなピリッとした酸味がワインの軽快さをつくっています。
この個性的な「酸味」と「香り」が味わいでのアクセントとなってブレンド品種として珍重され、クーノワーズの存在意義を高めたと思います。
また赤ワインとしての表情をみると、
渋みは非常に細かくて軽く、パウダー状の口当たりです。
結果として小麦粉やお米を使った料理と相性が良く、ピッツァやパスタ、焼きおむすびなどと心地よく楽しめます。
そして芋にも合います。ほっくりしっとりしたじゃがいもの食感や美味しさにも良くマッチします。
今回の『新玉ねぎと挽肉の肉じゃが』ももちろん美味しくペアリングを楽しめます。
亜硫酸無添加で醸造したワインの優しい口当たりが、じゃがいもの食感に合います。
そして日照量豊富なカリフォルニアらしい果実のコクが「合い挽き肉の挽肉」の旨みが染み込んだ「肉じゃが」全体の美味しさに重なります。
クーノワーズのわやかな香りが、ぽってりとした肉じゃがにアクセントを添えます。
クーノワーズは今日も、家庭料理の定番『肉じゃが』の美味しさをMAXに高めてくれました。
白ワインのような赤ワイン、クーノワーズ
感度が高い方にも、ナチュラルが好きな方にも、そして、ワインと料理のペアリングが好きなあなた、是非お試しください。
\キープ・ワインズのクーノワーズ、ご注文はこちらからどうぞ/
肉じゃがも、家庭料理とはいえ、
牛肉と、かつおの旨みをプラスするだけで美味しさが底上げされますね。
めんつゆもとっても美味しいですが、少し繊細で複雑に仕上げると
ワインの複雑な味わいもより、楽しめるような気もします。
週末には、是非、出汁をとってみてくださいませ。
簡単です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた!
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TETSUYA WINE SELECTIONSのレシピブログにご訪問いただきましてありがとうございました!!
そして最後までおよみただきまして、感謝感激です。
毎日、本当にリアルなレシピで恐縮です。
でもこんな風に、簡単で早くておいしい、シンプルなおかずを作って
ワインとともに、楽しんでいただけたら、嬉しいです。
週末だけ
月末だけ
そんな楽しみ方も良いと思います。
お酒ですから、是非、細く長く、健康と時間を大切に、お付き合いの程よろしくお願いいたします。
Tetsuya Wine Selections
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