太刀魚のパスタとワインのペアリング
本日もTetsuya Wine Selectionsのブログにお越しいただきましてありがとうございます。
成人式には不参加だったアラフォーワーママてつみです。
当時の不参加の理由ははっきりしていて、今でも覚えています。
「本当の意味ではまったく大人ではない」
と考えていたからでした。
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完全不器用ちゃんですよね
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大変言葉が悪いのですが、ちょっと儀式的な要素が強く本質的じゃないと思っていまして
「ばかばかしい」とさえ思っていたわけです。
完全に斜めにみていますw若いということですな。
今、娘が成人式を仮に迎えたとしたら、とりあえず何も考えずにさらりと行かせていたようにも思います。
と言ってみたものの、いや、どちらでも本人のしっかりとした考えで決めたことなら受けいれるでしょうね。
私自身成人式に参加していないわけで、
いつか、ひっそりと成人式をやろうと決めています。
本当に大人になったと思える日に、厳かにね。
そう思うと、気分はJKってことですよ。白髪あるけどさ
ということで、
いつまでも、柔軟で、はまるものがあり、何よりいつ何時も人生をコンテンツととらえ前向きに過ごしていくために
今日もやろうよ
美味しいおうちごはんと美味しいワインのペアリング!
なんですよ。
引き続き、先日のブログでも紹介した、ありがたい太刀魚の差し入れにより、今日も美味しい太刀魚料理で、わくわくしちゃいます。
生で食べようかなと思ったのですが、太刀魚を釣り、捌いてくれた会社の社員の方は「パスタもおいしかった!」とおっしゃっていたので、
めちゃ素直にパスタにしました。
パスタはエクセレンスの得意料理でもありますので、今日も男飯で
ラクしてすみません!
一生懸命味わいますね!
では早速いってみよ!
太刀魚のパスタ
太刀魚のパスタの材料2人前です
・太刀魚三枚におろしたもの1尾分
・パスタ 220g~240g
・ゆでるお湯1.5ℓに対して、指四本の指先でしっかり1つまみの塩
・オリーブオイル 大さじ1.5程度
・にんにく 3かけ
・鷹の爪 輪切り4つ程度
・セロリの葉 1本分の葉先程度※セロリは茎の部分をスープなどに使い、葉は残しておくと便利です。意外と保存がききますよ。
太刀魚のパスタの作り方|簡単詳しい4ステップレシピ
1 太刀魚は1㎝角ぐらい角切りにして軽く塩コショウをする。にんにくとセロリの葉はみじん切りにする。
2 大き目の鍋にお湯をわかす。フライパンにオリーブオイルとにんにく、好みで鷹の爪の輪切りを入れ、火にかけにんにくを黄金色にする。お湯が沸騰したら塩を入れ、パスタを茹で始める。
3 黄金色になっているにんにくのフライパンに太刀魚を入れ炒め、色づいたころにセロリの葉のみじん切りを入れる。パスタのゆで汁、300㎖~350㎖の適量を「じゃっ」と入れ、乳化させる(脂と水分を融合させてとろりとしたソースにしたいのです!!)このとき、ソースに塩は不要です。
4 パスタが茹で上がるタイミングまで、ソースは強火で沸騰させ、時折煽り、乳化をさせる。もし、麺にゆで時間を要する場合は、火をとめて蒸発を防ぐ。水分が足りない場合はゆで汁を足しても。茹で上がったパスタを入れる直前にはフライパンのソースを沸騰させ、パスタを入れた後は絡めるように混ぜ、できあがり!
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太刀魚のパスタを実食
太刀魚のアーリオーリオといったとこでしょうか・・・
このパスタ、、
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味わい深さが半端ない!!
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にんにくとオイルベースのシンプルな、ペペロンチーノがベースです。
炒めることで身が軟らかくなりラグー状となった太刀魚とまずソースと絡み、そしてソースとパスタと絡む。
なのに、セロリのさりげない爽やかさが効果的なんですよ。
そう
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確信犯的に美味
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太刀魚とにんにくの大胆な味わい深さと、セロリで繊細さもプラスされ、ちょっとクセになる味わいです。
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また作ってくれるよね!?
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が口癖になりそうな男飯でした。。
そう、塩は①パスタを茹でるとき②太刀魚の下味にしか使用していないのですが、味わいが非常に深く、すごく大人なキブンの美味しさのこのパスタなので、レシピだけでもあれが欲しくなると思いませんか?
そうそう、あれです。
このセロリのさりげなさとか、あれと絶対合うだろうなあって皆さんも想像しちゃいますよね?
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わいのわいのワイのワイン!
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作っていただいておりますので、今回も丁寧にお願いしますね。
\エクセレンス!とても美味しい太刀魚のパスタと合うワインをお願いします!/
太刀魚のパスタと白ワインのペアリング
いつもご覧いただきありがとうございます、パスタ番のやってますソムリエエクセレンスの鐵屋です。
魚を使ったラグー、海育ちの僕は魚好きであり、俗に言う魚臭さも魚らしい風味として気にならなりません。
美味しい風味として捉えることができます。
しかし魚臭くなるんじゃないの?!と火を入れた魚のくさみを妻をはじめ、気になる方も多くいらっしゃるかと思います。
結論から言いますと、気になりません。
ニンニクオイルの力強さにセロリの爽やかさ、唐辛子の仄かな辛味、そして鮮度抜群の素材です!
魚のラグーソースは身の中までにんにくオイルを浸み込み込ませることで魚の臭みを抑えられます。
高温状態で手短に乳化させ、身が崩れることを恐れずにフライパンをあおりましょう。
アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノの基本であるソースを乳化させる(とろっとしている状態)ことがポイントになります。
それでは太刀魚のペペロンチーノと潮味を感じる白ワインとのペアリングいってみましょう。
マッシモ・アレッサンドリのピガートコスタ・デ・ヴィーニェ 2018年はリグーリアの潮風を感じる白ワインです。
リグーリア州の料理は目の前に広がる海の影響を大きく受けています。
シーフードをたくさん食べる土地柄、ワインも海の影響(潮風がブドウに当たる)をうけながらも魚料理に合うように発展してきています。
イタリアを代表する白ブドウ・ヴェルメンティーノが海の影響を受けながら発展し、ご当地ではピガートと呼ばれるようになりました。
ピガートは太刀魚のラグーパスタにもってこいな白ワインではないでしょうか。
ピガートコスタ・デ・ヴィーニェ 2018年の香りは、マスカットのような清々しいアロマと、南国レモンやオリーブの優しさや潮風を仄かに感じます。
にんにくオイルと相性が良く、セロリの爽やかなアロマとよく合います。
そして仄かに感じる“潮味”が太刀魚にぴったり寄り添っていきます。
さらにはピガートの一直線な味わい、シンプルさが深みのある太刀魚の美味しさを際立たせてくれます。
太刀魚の深いうまみ、魚の美味しさを引き立ててくれる、わき役的な存在のピガートは使い勝手の良い白ワインです。
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トスカーナの海側スヴェレート、ラ・フラルーカが造るフィレモーネ2020年も海を感じる白ワインです。
フレッシュで爽やかな酸味とミネラル感を持っています。そして海風の影響を受け、塩味を感じるヴェルメンティーノに仕上がっています。
太刀魚のパスタの美味しさをMAXに高められる白ワインです。
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是非、太刀魚のパスタとマッシモ・アレッサンドリのピガートコスタ・デ・ヴィーニェ 2018年、このペアリングを楽しんで下さい。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また。
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そしてリアルな鐵屋家の家庭料理を曝け出し、ソムリエエクセレンスが本気でペアリングを行うブログです。
驚くほど、リアルな家庭料理で恐縮です。
当店の肝、「家庭料理と寄り添うワインペアリング」と
ワインのコンディション(輸入保管状態)に異常なまでにこだわりつづけてきた、ソムリエエクセレンスのワインセレクションをご堪能いただく入り口になりますよう記事をお届けしていきたいと思います。
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