いつもTetsuya Wine Selectionsのブログにお越しいただきましてありがとうございます。

ソムリエエクセレンスの鐵屋です。

 

ワインを仕事にして20年。

オタクですから、人並みの探求心でワイン道を歩んできたつもりでしたが

間違っていました。

 

明らかに勉強不足でした。

なぜか

 

カリフォルニアワイン

について大いなる誤解をしていたからです。

もしくは

カリフォルニアワインの今を

知らなかったからです。

 

『カリフォルニアワイン』と聞いて、どんなイメージがありますか。

歴史の浅いニューワールド、ボルドーワインやブルゴーニュワインの模倣品、気候条件の良さからくるスムースでリッチな飲み応えのある派手なワイン、

 

僕も「ワインは複雑な香りと滑らかで甘く(残糖ではない)感じる」と、とびきり上質なボトルという認識を持っています。

それがカリフォルニアワインであると何故か「少し甘すぎる」とケチをつける視野の狭さがありました 笑。

 

いわゆるフランスワイン至上主義というやつです。

過去3度行われた、プロによるボルドー&ブルゴーニュVSカリフォルニアワインのブラインドテイスティング対決(1976年、1986年、2006年)の結果の事実を受け入れない自分がいました。

※「パリスの審判」ではカリフォルニアワインが3戦全勝しています

 

そんなちっぽけなフランスワイン至上主義の僕がワインの輸入をスタートした第一回目の自社輸入ワインは「ボルドー」、やはりフランスワインでした 笑。

ブルゴーニュは高くて買えませんw

少ない滞在日数でしたが実際にボルドーの「今」もみてきました。

収穫期のボルドーを左岸から右岸と車を走らせ、畑や収穫の様子、近代的なシャトーの内部をみているとそこはまさに世界一のワイン産地でした。

飲むワインは香りからして異次元、味わいも若くして滑らかで高い完成度、豊富な渋みはきめ細やかで、

ボルドーは熟成させないとなんてことを忘れてしまうほどに成熟度が上がっていました。

 

当時の印象は、いい意味で「カリフォルニアワインのトップクラスのワインと見間違えそうな味わい」でした。

この時、もっと素直にカリフォルニアワインを確認しておけばよかったのですが、人間とはすぐやらないとすぐ忘れます。

 

「家庭料理とワインのペアリング」ブログを運営していくと、自社輸入したボルドーワインについて、様々な発見がありました。

思ったよりもボルドー白ワインは本当に抜群に良かったです。

白はシャルドネなんて偏見もあったりしましたが、本当にボルドー・ブランが日本の食とのペアリングで凄く良かったです。

赤ワインも本当に素晴らしいですよ。

素晴らしすぎて、家庭料理というよりも、レストランの料理とともに味わっていただいてもよい重厚さがありました。

 

そして、家庭料理と合わせて美味しい上質なワインを探すうちに、僕のワイン人生を変えてしまう衝撃的なワインに出会います。

ニュー・カリフォルニアワイン です。

 

ニューがつくと普通のカリフォルニアワインと何が違うのか、といことは コチラ に書いてみましたので、お時間れば是非読んでください。

簡単に申し上げると「時代(今)の食(家庭料理)のニーズにマッチする味わいを持つワイン」です。

常に動き続ける時代の食文化、「今何を食べて、どういうワインが飲みたいのか」そんな敏感な動きをとらえられる感度の高い若い世代が造る新しいカリフォルニアワインです。

 

従来のカリフォリニアワインらしさを残しつつも、より洗練された飲み心地の良さを持ったワイン群です。

 

彼らはワイン造りに大きく5つの身上を持っています。

・もっと 気軽に(親しみやすい・買いやすい価格)

・もっと 飲みやすく(アルコールを抑えた)

・もっと 今の料理に合う(酸味が美しい、ミネラル感のある)

・もっと 体に優しい(低亜硫酸、オーガニック)

・もっと カルフォルニアらしいワイン(スムース&リッチな味わい、コクのあるワイン)

 

ワインを一口含むと、「あれ軽いかな、シンプル過ぎるかな」なんて、やや物足りなさを感じたりもしますが、いえいえ違いますよ。

2口目、3口目になると充実感・満足感が増していきます。ワインもするすると喉を流れていき、飲み心地の良さがなんでしょうか。

しかも体へのストレスも少ないように感じます。

 

さらに素晴らしいことは、普段の家庭料理と心地よく寄り添って、美味しく響き合える特徴を持っていることです。

 

そんな新しい刺激いっぱいのニュー・カリフォルニアワイン、家庭料理にペアリングしやすい代表的なワインを詰めました。

みなさまの人生のとある時間を豊かに盛り上げるワインになってくれれば嬉しいです。

 

お味見よろしくお願い致します。

 

 

TWSワインセレクションセット第二弾

【1本目】クルーズ・トラディション N.V. クルーズ・ワイン・カンパニー

クルーズ・トラディション N.V. クルーズ・ワイン・カンパニー

 

クルーズ・ワイン・カンパニーのクルーズ・トラディション ゼロ・ドサージュ NVです。

 

きめ細やかな気泡、ブドウのピュアで透明感のある旨み、そして繊細なミネラル感は味わいエレガントに引き締め、とても端正な味わいがあります。

そして時間とともに色々な表情魅せる表現力の豊かさは見事なものです。

 

端正なスタイルと表現力の豊かさは、唯一無二のスパークリングワインといえます。

 

造りはシャンパーニュの伝統的な圧搾法とプレスカットでのブドウ圧搾を踏襲しています。

そしてデゴルジュマン(澱引き)は全て手作業(à la volée)で行います。

さらには天然酵母を使い、無濾過・無清澄のままティラージュ(瓶内での二次発酵)し、亜硫酸の添加や甘味調整のドサージュの添加を行っていません。

 

ボトルには1本ずつシリアルナンバーが付けられます。

そしてラベルについているQR コードからはデゴルジュマンなどの詳細をが読み取れるほどの意識高い系のスパークリングワインです。

 

美味しいスパークリングワインはシャンパーニュだけではないということを、TWSのお客様に知っていただきたいです。

 

 

ちなみにマイケル=クルーズ氏は「ウルトラマリン」という単一区画・単一品種・単一年のスパークリングを造っています。

シャンパーニュのレコルタン・マニュピランを含め、おそらく世界で一番手に入らない引き合いの強いスパークリングワインです。

 

カリフォルニアからのニューウエーブ、スパークリングワインの美しい風を感じてください。

 

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【2本目】キープ・ワインズのアルバリーニョ ロスト・スロー・ヴィンヤード  2017年

 

キープ・ワインズのアルバリーニョ ロスト・スロー・ヴィンヤード 2017年は稀にみる酒質があります。

 

それはアルバリーニョというブドウがタフな酸とかっちりしたミネラルが絡み、余韻の塩味と合わせてゴツゴツとした印象がつくります。

歯応えのある食材や嚙み締めて美味しい食材に向いています。

海風を感じる香りがあり、海老やイカ、タコ、貝類に焼き魚などシーフード料理に欠かせないワインです。

 

しかしロスト・スロー・ヴィンヤード 2017年のテクスチャーは、口当たりと喉越しの滑らかさがあります。ワインが流れるように喉を落ちていきます。

海の印象を残しながらも上質な口当たりとコクがあります、そのため手をかけて料理や食感の柔らかい日本の家庭料理にマッチします。

 

木樽熟成を18ヵ月行った表現力豊かなキープワインズのボトルが、アルバリーニョの新境地を開いていきます。

 

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【3本目】アルノー・ロバーツのリボッラ・ジャッラ  2018年

 

アルノー・ロバーツのリボッラ・ジャッラ ヴェア・ヴィンヤード 2018年は、クリーミーな旨みを持つ優美な白ワインです。

フレッシュでありながら非常に滑らかで、体に浸み込んでいくような、しっとりとした口当たりの良さは見事なものです。

 

ナパ・ヴァレーの白ワインで、しかもリボッラ・ジャッラではありましたが、これは!と思い値が張りましたが思い切ってポートフォリオに加えました。

テイスティングガイドでは到底表現できなほどに美しい味わいがあります。

 

余談ですが、リボッラ・ジャッラはイタリアのフリウリにルーツがあり、あのヨスコ・グラヴナーから譲り受けた穂木です。

ワインのスタイルはユニークな造りをするグラヴナーのスタイルではなく、オーソドックスでリボッラ・ジャッラのピュアで透明感のある果実味を活かしています。

仕上がりもコントロールされたアルコール度数12.0 %の味わい、ワインの滑らかさとアルコールからも飲み心地の良さがあります。

 

今回、このTWSワインセレクションの選定する際、白ワインはこれだと決めていました。

 

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【4本目】クルーズ・ワイン・カンパニー のタナ アルダー・スプリングス 2019年

 

1本目のスパークリングワインのみならず、マイケル=クルーズさんのワインはすべてが注目に値します。

メンドシーノA.V.Aのアルダー・スプリングス畑からのタナ種のワインも唯一無二のピュアで美しい味わいがあります。

味わいの清々しさは鳥肌ものです。

タナというブドウはフランスの南西地区マディランが世界最高峰の産地ですが、独特の青さと粉っぽいタンニンが多く、正直飲み手や料理を選びます。

しかしクルーズのタナは 信じられないほどの滑らかで優美な味わい があり、セレクションしました。

 

少し霧がけむった森の中、緑の大きな葉に貯まった朝露をそのまま飲んでいるかのような清々しい味わいです。

雨に濡れた青葉の香り、ピュアで瑞々しい果実と酸味、滑らかで柔らかい口当たりと体に溶け込んでいくのど越し、少しドライながら余韻の優しさは優美な印象です。

料理とのペアリングで光り輝けるワインです。家庭料理とペアリングして上質な雰囲気に盛り上げてくれる深みがあります。

 

他では絶対の味わえないタナ、これを飲まずして今のカリフォルニアワインを知ることはできませんよ。

 

 

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【5本目】キープ・ワインズ の【ライブラリー・セレクションズ】 カリニャン エヴァンジェーリョ・ヴィンヤード 2016年

 

カリニャン エヴァンジェーリョ・ヴィンヤード 2016年は、僕の鈍っていた感性が爆破されたようなインパクトがありました

ひと口味わったときには正直何が起こっているのかよくわからなくなるくらいに打ちのめされました。

香りから始まり、舌触りや飲み心地、そして旨みと余韻は感動的です。

これだけでも味わって欲しいと思う偉大なる赤ワインです。

 

畑の買収劇があり、カリニャンの供給がなくなってしまったことが残念です。

この2016年が最後のヴィンテージになってしまったそうです。(幻級)

 

カリニャンが生きるエヴァンジェーリョ・ヴィンヤードはカリフォルニア屈指の銘醸造畑です。

近代的な町の中に、ほつんと在る畑は古代の佇まい。海が近く港が栄え工場ができ、商業施設やホテルが立ち並ぶ、列車が走り抜け、高速道路を車が駆ける。

大きく変わった周辺環境の中、140年前と変わらぬ畑が生き続けています。

 

砂質土壌はフィロキセラの侵入を許さず、ポルトガルの移民が持ち込んだカリニャンは、オリジナルの自根を持ち今もなお息づいています。

世界のワイン銘醸造地を駆け巡っても、このような畑は他にはないと思います。

そのブドウを使い現代の食にマッチするように造られたワインです。この背景を知ってカリニャンを味わうと感極まって言葉が出てきません。

 

カリフォルニアワインの奥深さを知ることができるワインです

 

しかもキープ・ワインズのボトルは  “夢じゃないか”  と思ってしまうことがあります。

それはナチュラルなワインの造りにも関わらず、優れたワインの熟成力をも備えていることです。

そして旧世界の影響(風味)を持つ味わい。メルロやカリニャンには70年代や80年代のカリフォルニアワインの素晴らしさを思い起こさせる味わいがあります。

それでいてニュー・カリフォルニアワインのピュアさや洗練された身軽さがあり、現代の食にマッチする味わいを持っています。

 

今までこのようなワインは無かったと記憶しています。

 

まぐろの刺身と赤ワインのペアリング

https://www.tws-online.jp/blog/chiliconcarne-lettuce-wineparing/

 

 

 

 

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ソムリエエクセレンスの鐵屋が本気で選んだワイン、ぜひご賞味ください。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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そしてリアルな鐵屋家の家庭料理を曝け出し、ソムリエエクセレンスが本気でペアリングを行うブログです。

驚くほど、リアルな家庭料理で恐縮です。

当店の肝、「家庭料理と寄り添うワインペアリング」と

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