ソムリエ・エクセレンスがテイスティングし、日本の食にマッチするボトルだけをセレクションしています。
普段のご家庭でのお食事や日常のレストランで外食される際に、心地よく楽しんでいただけるよう、日本人のテイストにあう味わいのワインを意識して選びました。
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【完売】 ピノ・ムニエ ヨーント・ミル・ヴィンヤード 2019年 キープ・ワインズ 750ml アメリカ カリフォルニア ナパ・ヴァレー 赤ワイン オーガニック認証

独自商品コード GV0070
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  • キープ・ワインズ(Keep Wines)
    キープ・ワインズは夫婦でワイン造りを行っています。フランス的なヴィニュロン(ブドウ栽培とワイン醸造を手掛ける人)の伝統に敬意を払い、彼らはブドウ畑から瓶詰めまで多くの仕事を自分たちで行っています。

    ワインメーカーのジャック=ロバーツさんはフランスで育ち、イギリスで教育を受け、現在ナパ・ヴァレーでワイン造りを行っています。カリフォリニアきってのブドウ栽培のスペシャリストであるスティーヴ=マサイアソン(彼の師匠でありメンター)氏に従事し、マサイアソン・ワインズではアシスタント・ワインメーカー務めました。奥様のジョハンナ=ジェンセンさんはカリフォリニアのナチュラルワインの異端児スコリウム・プロジェクトとカリフォルニア自然派ワインの正統派ブロック・セラーズでワイン造りに携わる経験を持っています。つまり自然派ワインの “酸いも甘い” も知りつくしています。

    彼らはブドウの適切な成熟度を見極めて収穫し、最小限度の人的介入でワイン醸造を行っています。添加物を極力排除し、亜硫酸の使用ゼロや最小限度にとどめ、無清澄・無濾過にて瓶詰めした本当に美しいナチュラルワインを造っています。

    最後に一ひとこと言わせてください。キープのワインは“夢じゃないか”と思ってしまうことがあります。それは自然派ワインの造りにも関わらず、優れた「ワインの熟成力」をも備えていることです。そして旧世界の影響(風味)を持つ味わい。メルロやカリニャンには70年代や80年代のカリフォルニアワインの素晴らしさを思い起こさせる味わいがあります。それでいてニュー・カリフォルニアワインのピュアさや洗練された身軽さがあります。今までこのようなワインは無かったと記憶しています。このような味わいを持つワインに出会い、しかも日本での正規代理店として皆様にご紹介できることは本当に幸運だと思っています。

  • 【セレクションのポイント】
    ピノ・ムニエ ヨーント・ミル・ヴィンヤード 2019年は、名店フレンチランドリーの裏の畑で栽培されたムニエ100%の赤ワインです。1杯目より2杯目、抜栓初日よりも2日目と、ジワリじわりと美味しくなる玄人好みの味わいがあります。スティルワインとして凡庸なムニエはカリフォルニアで開花しそうな雰囲気があります。全房発酵20%の奥行きのある旨みから大いなる可能性を感じています。

    抜栓直後はベジタルなグリーンのトーンが出ます。ある意味ネガティブにも捉えられやすいですが、個性的ですので料理とのペアリングの際には使いやすい香りです。時間とともグリーンの香りが落ち着き、代わりにふんわりとした赤い果実感が立ちあがってきます。酸味は穏やかで果実味と合わさり、潤った旨みを醸し出します。口当たりの滑らかな質感は料理とのペアリングの際、とてもスムースなポイントでもあります。


    【2022.9 追記】
    ピノ・ムニエ ヨーント・ミル・ヴィンヤード 2019年はこの夏の間にめっちゃ美味しさがアップしたように感じています。それもそのはず、イギリスのワイン誌・Decanterにおいても1年半の間に評価が「84ポイント→93ポイント」へと大幅に上がっています。ワインは熟成により美味しくなりますが、それを見越して評価されています。 予想を超えた場合は2,3ポイント上がることがあります。が!9ポイントも一気に上がる、ある意味、評価を見直しするようなことは稀なことです。

    それくらいに美味しくなってきています。

    ムニエというブドウですが、やはり美味しさが分かりずらいブドウ品種と言えます(Decanterのエキスパートでさえも評価を間違えるほどです)。ただし完熟できるカリフォルニアの一部では赤ワインとして注目を集めています。ピノ・ムニエ ヨーント・ミル・ヴィンヤード 2019年もムニエの成功した1本です。

    白ブドウのシャインマスカットを噛んだ時のような、爽やかな果実感が口中いっぱいに広がります。果実のジューシーな美味しさ、つまり「果実味の潤い」と「果実味の弾力感」を持つ魅力的な味わいがあります。

    このピノ・ムニエ ヨーント・ミル・ヴィンヤード 2019年は除梗を行わずに茎がついたままワイン醸造を行う「全房発酵」をワインに使う20%のブドウで施しています。その効果もあってか味わいに深みがあり、大いなる可能性を感じています。マスカットにセージやタイムを思わせる爽やかな香り、滑らかなテクスチャー、弾力感のある膨らむ果実味、そして奥行きのある旨みがあります。

    抜栓直後は爽やかなグリーンの風味が出ます。これが緑の野菜(ピーマン、ゴーヤ、キャベツ、小松菜)を炒めた料理と格別な相性を示してくれます。時間ととも気になる香りが落ち着き、ワインの旨味が立ちあがってきます。口当たりの良い渋みは野菜が主役の料理とのペアリングの際、とてもスムースなポイントでもあります。時間ととも気になる香りが落ち着き、ワインの旨味が立ちあがってきます。口当たりの良い渋みは野菜が主役の料理とのペアリングの際、とてもスムースなポイントでもあります。

  • 【自社輸入への想い】

    ワインが好きな方は、いろいろなショップやレストランでワインを購入したり飲まれたりすると思いますが、そのワインが一体どんな旅をしてきたワインなのか、なんて正直わからないものも多くあると思います。
    ワインの味がよくわかるお客様はコンディションの差のようなものを飲んでみて感じることもあるのは、その旅の仕方からくるものだと思います。

    僕は20年のワインの輸入、通関、卸売り、小売りに携わった経験より、本当に高品質なワインを最良の旅でワインラバーの皆さまにお届けすることで豊かなワインライフにお役に立てると思い、生産者から直接購入するボトルで最適環境での輸入にこだわります。もちろん日本での管理も万全を期しております。


    【「家庭料理とワインのペアリング」をとことん追求しています。】

    現在ブログでは「家庭料理とワインのペアリング」をとことん追求しています。自社輸入をする際、「家庭料理をもっと楽しく美味しくできるワインを」をイメージしてワインをセレクションしています。ニュー・カリフォルニアワインと呼ばれるモダンなカリフォルニアの存在を知りました。彼らはカリフォルニアのテロワールを発揮し、「現代のヘルシーな食事と合わせること」を前提としてワイン造りを行っています。従来のカリフォルニアワインの「スムース&リッチ」な味わいを残しつつも、よりエレガントで冷涼な酸味からの爽快感を持つワイン。料理とのマッチングを考えていますので、通常のカリフォルニアワインよりもアルコールは低く抑えられています。エレガントで鮮やかなワインに仕上がっています。しかも品質を考えると、かなり抑えられた価格であることです。そこでニュー・カリフォルニアワインのスタイルで、日本の家庭料理にマッチするワインを造っている生産者はいないか徹底的に探しました。

    キープ・ワインズをご賞味ください。ソムリエエクセレンスの鐵屋はキープ・ワインズのことを “ネオ・ニュー・カリフォルニアワイン” と興奮してお伝えします。ニュー・カリフォルニアワインの良さと、誰もが好きなオールドワールド(フランス、イタリア、スペイン、オーストリア)の風(香りや味わい)が吹いている新しい感性を持ったニュー・カリフォルニアワインです。つまりネオです。ネオ(Neo)にはギリシア語で「新しい」を意味する言葉であり、英語では「復活」などの意味をもつ単語です。つまりオールドワールド(フランス、イタリア、スペイン、オーストリア)の風味がニュー・カリフォルニアワインに加わった新しいニュー・カリフォルニアワインなのです。そして復活(「回帰」)という意味で、黄金期のカリフォルニアワインのような味わいがあります。素晴らしい記憶となってしまった70年代や80年代の、あの忘れられない味わいや雰囲気をキープ・ワインズのボトルから味わえるのです。

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