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ソムリエエクセレンスの鐵屋です。

今日の1本は、カリフォルニアワインについてです。

 

しかも

「ニュー」カリフォルニア

です。

 

ニュー・カリフォルニアワインとは何か

「カリフォルニアワイン(アメリカワイン)= 滑らか&濃厚の味わい」からの脱却へ

 

ワインを知るようになると、大きく2つの世界(生産国群)のワインを飲むようになります。

1つはフランス、スペイン、イタリアをはじめとするヨーロッパの伝統国、通称 オールドワールド 。そしてもう一つはアメリカ、チリ、オーストラリア、南アフリカなどの南米北米、オセアニアなどの ニューワールド

 

味わいの違いから、オールドワールド(フランスワイン)=エレガント、ニューワールド(アメリカワイン)=濃厚というイメージが日本ではいまだに根深くあります。

カリフォルニアワインはアメリカの生産量の90%を占めています。ここではアメリカワイン=カルフォルニアワインとしてお話します。

 

旧来といいますが、今でも多くのカリフォルニアワインの味わいは スムース&リッチ とよく表現します。

温暖な気候からブドウの高い成熟具合から 渋みや酸味がマイルドな飲み心地の良いスムースさ があり、爆発的な果実味を纏った飲み応えたっぷりの 充実した美味しさ(リッチさ)が前面に出ていました。

その派手さのあるボリューミーな味わいはわかりやすく、一口で美味しく感じます。凄くいいことです。はっきり言って、ワインだけ飲んでもめっちゃ美味しいんです。

 

しかし料理が世界的にヘルシー志向になり、バターを多く使った料理からオリーブオイルや、和食のような食材のうまみを追求したものへと向かっています。もちろん食と切っても切れない関係のワインの味わいにも変化がおこっています。いや進化しています。旧来のリッチ&スムースを残しつつも、低アルコールの体に優しい飲み心地の良い新しいカリフォルニアワインが生まれています。

 

ニュー・カリフォルニアワイン

カリフォルニアの新しい世代の生産者たちを中心に、元来のリッチ&スムースの派手なワインから「土地固有の風土を表すエレガントなカリフォルニアワインを造ろう」というムーブメントが起きています。

ワインライターであるジョン・ボネ氏が2013年に刊行した「ザ・ニュー・カリフォルニアワイン」において、まだまだ少数派であった彼らを紹介します。このハイセンスな造り手にスポットライトを当て国際的に知られるものになりました。

近年のアメリカの食文化でも変化があり、体に優しい料理を嗜好するようになりました。もちろん食を提供するレストラン、アンテナの高いソムリエたちがこぞって彼らのワインをオンリストし、今の食と今のカリフォルニアワインを提供するようになりました。ハイセンスなソーホーをはじめニューヨークなどの都市部を中心に素材重視、地産地消、「畑からテーブルへ」といった志向もヘルシー志向とともに日増しに高まってきています。今のカリフォルニアワインには食事を楽しむためのエレガントなワイン、体に優しい味わいが求められています。

土地やブドウの個性を発揮し、料理と楽しむために品よくつくられてニュー・カリフォルニアワインの味わいは料理とのペアリングに無限の可能性があります。

 

ニュー・カリフォルニアワインと料理の関係(重要)

 

ニュー・カリフォルニアワインのスタイルがどうして様々な料理とのペアリングに向いている味わいなのか

大きく6つのポイントがあります。

1.ピュアで奇麗な酸味が料理を引き立てる

2.非常に滑らかな渋みが料理に寄り添う

3.抑えられたアルコール度数が料理と心地が良い

4.多彩であり多様性がある(ブドウ品種、テロワール、造り手)

5.環境も社会へもサスティナブル、ナチュラルなワイン造りが環境にも体にも優しい

6.少量生産にもかかわらず、家庭でも楽しめる価格帯

 

普段の家庭料理や和食と合わせる場合、特に気を使っているのは3番目の アルコール感 です。

スペック的な高いアルコール度数(14度以上)だけではなく、実際に味わってみてのアルコールの感じ方になります。

口中でアルコール分でヒートし熱量を感じる程のアルコール感は和食をはじめ家庭料理では強すぎます。繊細な料理の風味をそこねてしまいます。

ソムリエエクセレンスの経験では 12.5~13.0度 くらいのアルコール分が心地の良い目安です。

 

ニュー・カリフォルニアワインのスタイルはまずアルコールがうまくコントロールされ飲み口が良いことが最大の良さだと思います。

それはこのムーブメントが人気レストランのソムリエたちの影響が大きいといわれ、ワインが美味しいだけではなく料理と心地よく楽しめる味わいが造り手の理念にあります。

 

元来のカリフォルニアワインの良さ、飲み口が良く満足度の高い味わいに加え、飲み心地の良い品の良さ(エレガンス)が時代(食文化)の変化に伴って進化してきています。

そしてレストランで特別に開けるだけなく普段の生活の一部として日々の食卓であったり、またピクニックやBBQであったり、またはワイングラスだけではなくコップで楽しんでも良い、肩を張らずに楽しめる気軽さもニューカリフォルニアワインの身上といえます。

 

元来のスムース&リッチエレガント&フリーが加わりました。

 

ぜひ進化を続けるカリフォルニアワインを味わってみてください。

 

ニュー・カリフォルニアワインの注目生産者

Michael Cruse 氏 / クルーズ・ワイン・カンパニー(Cruse Wine Co.)

 

ソムリエエクセレンスが推すニューカリフォルニアワインの風をびしびし感じる5つのワイナリーです。

彼らのワインは一度は味わってみて欲しいです。カリフォルニアワインの雄大さと、普段の食生活にマッチする飲み心地の良さがあります。

 

クルーズ・ワイン・カンパニー(Cruse Wine Co.)

スパークリングワイン「ウルトラマリン」だけではない、すべてのワインが美しく瑞々しい、食事と楽しむためのカリフォルニアワイン。

▶▶NV クルーズ・トラディション クルーズ・ワイン・カンパニー 750ml アメリカ カリフォルニア スパークリングワイン

▶▶2018年 シャルドネ ローリック シエラ・フットヒルズ クルーズ・ワイン・カンパニー 750ml アメリカ セントラル・コースト 白ワイン

▶▶2018年 モンキー・ジャケット レッド・ブレンド ノース・コースト クルーズ・ワイン・カンパニー 750ml アメリカ ノース・コースト 赤ワイン

▶▶2017年 カリニャン エヴァンジェーリョ コントラ・コスタ クルーズ・ワイン・カンパニー 750ml アメリカ セントラル・コースト 赤ワイン

▶▶2018年 カリニャン エヴァンジェーリョ コントラ・コスタ クルーズ・ワイン・カンパニー 750ml アメリカ セントラル・コースト 赤ワイン

アルノー・ロバーツ(Arnot-Roberts)

カリフォルニアの精妙なテロワールを発揮するエレガントワインの傑作。食事を引き立てる旨みがあります。

▶▶2018年 リボッラ・ジャッラ ヴェア・ヴィンヤード ナパ・ヴァレー アルノー・ロバーツ 750ml アメリカ カリフォルニア 白ワイン

▶▶2019年 トゥルッソー ノース・コースト アルノー・ロバーツ 750ml アメリカ カリフォルニア 赤ワイン

▶▶2018年 ガメイ・ノワール エル・ドラード アルノー・ロバーツ 750ml アメリカ カリフォルニア 赤ワイン

マサイアソン・ファミリー・ヴィンヤード(Matthiasson Family Vineyard)

ナパ・ヴァレー屈指のヴィンヤード・コンサルタントが醸す、優れたバランスを持つエレガントで鮮やかなワイン。

▶▶N.V. カベルネ・ソーヴィニョン ヴィレッジ No.1 ナパ・ヴァレー マサイアソン 750ml アメリカ カリフォルニア ノース・コースト 赤ワイン

▶▶2014年 カベルネ・ソーヴィニョン ナパ・ヴァレー マサイアソン 750ml アメリカ カリフォルニア ノース・コースト 赤ワイン

▶▶2017年 リボッラ・ジャッラ マサイアソン・ファミリー・ヴィンヤード ナパ・ヴァレー 750ml アメリカ/カリフォルニア ノース・コースト オレンジワイン

ポー・ワインズ(Poe Wines)

女性醸造家サマンサ=シーンの造るエレガント・カリフォルニアワイン。ピンクゴールドのロゼ・スパークリングワインは新星です。

▶▶2016年 ロゼ・スパークリングワイン ピノ・ムニエ ヴァン・ダー・キャンプ・ヴィンヤード750ml アメリカ/カリフォルニア ソノマ・カウンティ スパークリングワイン

 

ブロック・セラーズ(Broc Cellars)

バークレーの町中で醸造するアーバンワイナリー、カリフォルニアナチュラルワインの新しいスタイル。

 

ドンキー・アンド・ゴート・ワイナリー(Donkey & Goat Winery)

伝統的な醸造方法を継承しながらもセンス溢れるワイン造り、食事といっしょに楽しめる飲み心地の良いワイン

 

 

ニュー・カリフォルニアワイン = スムース&リッチにエレガント&フリー

 

ニュー・カリフォルニアワインのキーワードは従来のスムース&リッチを残しつつも、時代に合うエレガント&フリーが加わるハイセンスなカリフォルニアワインです。

滑らかさ

旨みの充実感

品の良い味わい

飲み心地の良さや気軽さ

 

ぜひ進化を続けるニュー・カリフォルニアワインを味わってみてください。

 

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そしてリアルな鐵屋家の家庭料理を曝け出し、ソムリエエクセレンスが本気でペアリングを行うブログです。

驚くほど、リアルな家庭料理で恐縮です。

当店の肝、「家庭料理と寄り添うワインペアリング」と

ワインのコンディション(輸入保管状態)に異常なまでにこだわりつづけてきた、ソムリエエクセレンスのワインセレクションをご堪能いただく入り口になりますよう記事をお届けしていきたいと思います。

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