本日もTetsuya Wine Selectionsのブログにお越しいただきましてありがとうございます。
三度の飯よりおかずが好き、アラフォーワーママてつみです。
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このブログは・・・
早い安い旨い、がモットーの我が家で作るリアルなおかず(雑食)の作り方、
そして、「ワインしかない」ソムリエエクセレンス鐵屋竜朗が「リアルなおうちごはん」の美味しさをMAXに高めるワインペアリングについて
ポイントとおすすめワインを紹介するブログです。
その日のてつみのおしゃべり(その日のおかず決定までの経緯など)から始まり
→リアルおかずのレシピ
→エクセレンスによるペアリングのポイント
→エクセレンスのおすすめワイン
の順番で進んでいきます。
飛ばし飛ばしでも(笑)お読みいただけると嬉しいです。
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めばるですって??
いつもの御用達スーパーに行ったのですが
もともと魚屋さん系のスーパーということで、鮮魚の品揃えは良いのですが
今日は、切り身も刺身用さくも、そしてまるごと1尾のお魚ちゃんもたくさんお揃いでして・・・
私は、ついつい素通りしてしまうのですが
エクセレンスは魚好きということもあって、いつもチェックしているのですよ。
そして今日は、「めばるの煮つけにしない?」との発言。
そのスーパーにはいつもめばるがあったようで、毎度毎度狙っていた様子。
子どもは「お菓子かって!お菓子かって!」と勝手に持ってくる状況。
いろいろカオスだったので、「ああ、いいんじゃない(若干投げやり)」と即答する私。
苦笑。
買物には、今後は1人で行った方がいろいろと良いな、なんて考えながらも
確かに魚の煮つけ、食べていなかったし・・・と心ゆらぐ次第で
投げやりに受諾→疑問→なんだかんだ納得
こういうプロセスを経て、結局「めばる」を2尾調達いたしました。
なんだかんだ調理さえ、鮮魚コーナーの方にやってもらえば
煮つけは簡単おかずなんでございます。
そして、仕上がりはゴージャスそのものなので、おうちごはんにはもってこいですね。
なので、あらためて
以外と簡単!そしてやっぱりすごく美味しい『めばるの煮つけ』いってみよ!
めばるの煮つけ
『めばるの煮つけ』の材料
・めばる 2尾
・生姜 1かけ
・えのき 2分の1株
・小松菜 適量
・日本酒 100㎖
・水 200㎖
・醤油 大さじ3
・みりん 大さじ2
・砂糖 大さじ1
『めばるの煮つけ』の作り方
~簡単4ステップレシピ~
1 めばるは予め、うろこと内臓を処理する(鮮魚コーナーでやってもらえます!)。身の厚い部分に切り込みを入れる。
2 フライパンに煮汁の調味料を全部入れて、火にかける。めばるをバットなどに入れて、80度ぐらいのお湯をゆっくり回しかけて、湯を切る。お湯で洗い流すイメージ。
3 フライパンの煮汁が沸騰したら、めばるを入れ、落とし蓋をして強めの中火で炊き始め、3分程度したら生姜を入れる。さらに3分程度炊いて、火を止めて、少し冷めるまで置く。(身崩れするので落ち着かせます)
4 お皿にめばるを盛り付け、フライパンの煮汁に水100㎖を追加し、再度沸騰させたらえのきと小松菜をしんなりするまで煮る。えのきと小松菜を魚に添え、再度煮汁を煮詰めて、もりつけた魚と野菜に回しかければ、できあがり!
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STEP1 下処理しためばるの、頭が左にくるように、して身の厚い部分に切り込みを入れる
STEP2 フライパンに煮汁の調味料をすべて入れて、強めの中火にかける
めばるをバットに置き、80度ぐらいのお湯をゆっくり回しかけて、湯を捨てる。
STEP3 沸騰した煮汁にめばるを入れ、強めの中火で炊き始める
アルミホイルやクッキングペーパーに穴をいくつかあけて落とし蓋にして、3分程火加減は強めの中火のまま炊く
途中で生姜を入れて、再度3分程度炊く
再度3分(炊き始めから6分程度)で火を止める
少々冷めるまでそのまま置いておく
STEP4 少し冷めて身崩れしにくくなったら、魚をフライ返しでお皿に盛り付ける
煮汁に水100㎖程度を追加して、沸騰させる
えのきと小松菜(ネギや菜の花などでもよい)を煮汁に入れて、軽く炊く
しんなりしたら、盛り付けためばるの横に添える
再度煮汁を煮詰めて、もりつけた魚にかける
できあがり!
めばるの身はたんぱくなので煮汁をつけながらどうぞ!!美味しそう
『めばるの煮つけ』を実食
ああ、煮付けのこの煮汁の甘じょっぱい香りが、もうすでに
夕飯のテンションを高めます。
めばるへの感謝の気持ちさえ沸いてきそうです。
ありがとう、いらっしゃいめばるさん。
\ああ、甘じょっぱい煮汁に上品な白身がたまらなく、美味しい!!!!/
クセがなく品があるのに、身はしっかりとプリンとして、味はしっかりあるんです。
なんだろう、ひらめの時も感じたのですが
文句なしに良いお魚ですよね、めばる。
この身の美味しさは、どんなに小さい身でも、口の中ではっきりと感じるぐらいのインパクトがあります。
なので、本当に骨以外、きれいにつつきたくなる、そんな煮付けです。
小さな身すら大事に食べたい、それが白身魚の煮つけですよ~
今回の付け合わせは、「冷蔵庫にある」という理由で、小松菜とえのきでしたが
ねぎや、菜の花、なんかでもとても美味しそうですよね・・・
私はもう少し、日本酒か水を多めのレシピでは良かったかな?と思うぐらいのはっきりとした濃い味の煮汁だったのですが
白いご飯で食べる場合には、ちょうどよいと思います。
最高です。
白いご飯や日本酒はもちろん、文句なしのベストコンビネーションです。
敢えて、ここでワインを合わせる、それがTetsuya Wine Selectionsのブログでございます。
実際にどうなのか?
確かに何でもOK、と言う訳でもないのですよ。
これは、堅苦しく考えてる、というのではなくて
本当に、ワインも煮つけも、いまいち美味しさが損なわれてしまうペアリングも存在するということです。
ただ、ちょっとポイントを覚えておけば、何も小難しいことはありませんので、
その辺の事をエクセレンスがお伝えできればと思います。
ということで、エクセレンス、できるだけわかりやすく、そして、その美味しさが伝わるように(笑)、
『めばるの煮つけ』の美味しさをMAXに高めるワインペアリングのポイントをご紹介くださいませ!
よろしく!
『めばるの煮つけ』とワインのペアリング
本日もここまでお読みいただきましてありがとうございます。
エクセレンスことソムリエエクセレンスの鐵屋です。
すみません、完全に僕のリクエストで『めばるの煮つけ』となりました。
いや、美味しそうだなと思いまして・・・
下処理はスーパーの鮮魚担当の方に「煮つけ用に良きにはからって(処理して)ください」
とお願いし、
あとは、てつみさんに、
「煮つけでお願いします」
とお願いをいたしました。
めばる、美味しいです。
白いご飯、日本酒もいいのですが、ワインも美味しくペアリングできます。
『めばるの煮つけ』の美味しさをMAXに高めるワインペアリング、早速ペアリングのポイントから行ってみましょう!
ペアリングのポイント
料理にワインをペアリングする際には合わせたい料理(おかず)の美味しさを整理します。
その美味しさの特徴から、ワインの特徴を導きます。
『めばるの煮つけ』の美味しさのポイントは
・淡泊でクセのないめばるの上品かつ旨みのある味わい
・煮汁の醤油と砂糖の甘じょっぱさ
・生姜の効果
赤ワインはどうでしょうか?
渋みと苦みがしっかりとしたフルボディタイプは、淡泊な白身の美味しさを損ないます。(×)
ですが赤ワインの果実味に溶け込む軽い渋みは、煮汁にはマッチするので、軽い渋みのさらりとした赤ワインを探すといいですね。(〇)
スパークリングワインは?
強い炭酸はやはりたんぱくで上品な白身には不向きです。(×)
気泡が細かくマイルドな炭酸のシャンパーニュなどなら上質なペアリングになりますね。瓶内二次発酵したスパークリングワインは醤油の風味にもマッチします。
でもやはり炭酸は不要ですね。
ロゼワインは?
悪くないです。が、ロゼの魅力でもあるフルーティーさがまったりとした味わいに重なりません。(×)
では白ワインは?
メバルの白身の美味しさには一番ですが、「煮付け」には一気にハードルが上がります。
醤油と砂糖のまったりとした味付けには白ワインの持つキレの良い硬質な酸味が逆効果となってしまいます。
ソムリエエクセレンスのセレクトワイン
キープ・ワインズのクーノワーズ ダヴィッド・ジラール・ヴィンヤード 2019年 をおすすめします。
オーガニック認証を受けた畑で栽培されたブドウ(クーノワーズは品種名です)を使って、サスティナブルな思想で造られた赤ワインです。
天然酵母を使い、醸造時には亜硫酸を加えず、無清澄・無濾過で瓶詰めされたナチュラルなワインでもあります。
聞きなれないブドウ品種のクーノワーズは、シャトーヌフ・デュ・パプで使用できる13品種の1つとわずかに知られていますが、そのフランスのローヌ地方や南仏でも栽培が少なくなっています。
現在は極わずかですがアメリカのカリフォルニア州やワシントン州でも栽培されているようです。
クーノワーズは「酸味」と「香り」に特徴があります。
酸味が爽快で、白ワインを連想させる酸味と思ってください。白ワインの要素も持つ赤ワインです。
香りは、グリーンペッパーのような香辛料を連想するスパイシーさがあります。焙煎したコーヒー豆の香りにも似ています。
この個性的な「酸味」と「香り」が味わいでのアクセントとなってブレンド品種として珍重され、クーノワーズの存在意義を高めたと思います。
また赤ワインとしては渋みは非常に細かくて軽く、パウダー状の口当たりなので、結果として小麦粉を使ったり料理と相性が良く、ピッツァやパスタと心地よく楽しめます。
この細かい渋みと軽さのある酸味は魚料理の美味しさとの心地よく重なることができます。
\キープ・ワインズのクーノワーズ、ご注文はこちらからどうぞ/
キープ・ワインズのクーノワーズ ダヴィッド・ジラール・ヴィンヤード 2019年は醸造時に亜硫酸を使わないナチュラルなワインです。
体に染み込んでいくような口当たりの優しさがあります。
ワインとのペアリングが難しい魚の煮つけ料理ですが、クーノワーズの個性とナチュラルな造りのスタイルが料理に寄り添って、美味しさを高めてくれました。
2月も終盤、幼少期はこの時期、父とメバル、カサゴ、アイナメ釣りに出かけていました。
魚の美味しさ変わりませんが、あの時はこんなに寒く感じなかったような、、、
スーパーの鮮魚コーナーで是非めばるをみかけたら、煮付けとワインのペアリング、是非お試しくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた。
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TETSUYA WINE SELECTIONSのレシピブログにご訪問いただきましてありがとうございました!!
そして最後までおよみただきまして、感謝感激です。
毎日、本当にリアルなレシピで恐縮です。
でもこんな風に、簡単で早くておいしい、シンプルなおかずを作って
ワインとともに、楽しんでいただけたら、嬉しいです。
毎日お酒を飲むという人だけじゃなくて、
週末だけ
月末だけ
そんな楽しみ方も良いと思います。
お酒ですから、是非、細く長く、健康と時間を大切に、お付き合いの程よろしくお願いいたします。
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