皆さま、お疲れ様です、てつみです。

 

ここのとこ餃子を皮から手作りすることにめざめてしまい、結果、食べすぎました。

おかげさまで、このまま一冬はもちそうです笑。

 

皮づくりは少しコツがわかり、意外とすぐにできることも知りました。

皆さまも、餃子の皮は、少量でも簡単にできるので、先日のレシピを参考に気が向いたら、挑戦してみてください。

例えが悪いですが、幼少期の粘土遊びを思いだせます笑。

 

餃子を皮から手作り再確認したことがもう一つあります。

味の素餃子や、コストコの冷凍餃子(餃子計画)はあの手軽さの割に、本当に美味しくできているということ!笑

丁寧な生活という一種の強迫観念による手作りも、目的によって必要ですが、時間が有限だと嘆く方には、冷凍品の使い分けはマストですね!

 

手作りもするし冷凍もたべる。

 

要は、どっちでもいいってこと!笑

 

重要なのは、楽しく「いただきます」できればオールオッケー。

 

食事もワインも、楽しくおいしくが理想ですよね。

 

ということで、今日は、可愛い小芋がコロコロ、甘じょっぱくてついついお箸がのびる、楽しいおかずです。

 

ほっとするおかずですよね。

しっかり甘じょっぱいのも今時期美味しく感じるポイントかなと思います。

 

しかも今日の芋はすこしだけ特別です。

 

今日の小芋ちゃんは「インカのめざめ」です!

 

たまたまスーパーの産直で売られていて、即ゲット!

 

 

 

ということでインカのめざめでいってみよ!

 

 

 

インカのめざめを煮てみる

【材料】

じゃがいも(小芋)1袋※20個ぐらい入っていました。

※Aをすべてあわせておく

A砂糖 大さじ1

A酒 大さじ2

Aみりん 大さじ2

A醤油 大さじ2

A水 100ミリ

ごま油 適量

 

 

 

 

インカのめざめの煮物の作り方

1 インカのめざめは幼児5歳の手のひらにのせるとこのぐらいの大きさで、大人だと、オッケーサインの〇のサイズぐらいです。

2 この丸いかわいいインカのめざめに、楊枝でまんべんなく、チクチクさして穴をあけていきます。5ミリ強ぐらいの深さは欲しいです。

3 ごま油を熱したフライパンに、芋をいれ炒めます。

4 中火の強火でしっかりと炒めます。油がまんべんなくいきわたり、いい感じにいたまったなあと思ったら、合わせておいた調味料をジャジャっと入れ、煮ていきます。落し蓋をしてください。

 

5 煮詰めて行く過程を楽しみます。他の作業もできます。時々、確認してみます。この煮詰まる感じがすきなので経過写真をのせていますが、このまま煮詰めれば出来上がり、というわけです。

6 半分ぐらいになったら、ゆすったりしてください。

7 ここまでくるとわくわくしますよね。煮汁が減ったら落し蓋をはずし、煮絡めていきます。私は個人的な嗜好で恐縮ですが、この絡めるという作業がすごく好きです。

オイシクなーれーおいしくなーれー

 

8 皿に盛って完成です。

実食

インカのめざめ、おそらくレストランなどでは食べているのかもしれません。こんな風に煮物で品種をダイレクトに味わうのは久しぶり?ほぼ初めて?ないんかのめざめ。

ねっとりとしてまるでさつまいものような食感!そして色もいつものじゃがいもより黄色い!

お・い・ひー

冷蔵庫で常備菜としても保存できるので、とたくらんだのですが、素材優勝でして子達の人気がすごかった笑。ちょっとまた売っていたら買いたいです。

甘じょっぱくしたインカのめざめの煮物は、その食感も、ややねっとりしていてきめもこまかいので、うーん、ワインとも合いそうです。

白かな、赤かな、・・・

 

では、早速、当ショップのの兼業ソムリエ・エクセレンスにペアリングをお願いしてみます。

エクセレンスお願いします!

インカのめざめの甘辛煮と合わせる赤ワインは「ドルチェット」

ソムリエエクセレンスの鐵屋です。

今日の、なんとも香りから食欲をそそる、インカのめざめの甘辛煮には「ドルチェット」というブドウを使った赤ワインをペアリングさせます。

 

 Dolcetto(ドルチェット)というブドウ

イタリアワイン好きの方ならば大好きな一度は口にしたことはあるんじゃないかと思います。

根強い人気を誇る赤ワイン用のブドウ品種です。

ピエモンテでは「デイリーワインのチャンピオン」と愉しまれ、気軽に飲めるワインとして愛飲されています。

ワイン特徴は紫の濃い色調、果実味が膨らみ程よい酸味と渋みがあり飲み口が良く、そして後口に残る仄かな“あま苦さ”が印象的です。

 

これが食欲をそそります。

まさにドルチェットのワインは食欲を増進させる食前酒として最適なボトルになります。

 

僕も実際にアルバの町でアペリティーヴォした際はこのドルチェットから造られたワインをソムリエに勧められました。

 

オリーヴやサラミなどをつまみながら飲んだドルチェット、今でもあの味わい忘れられません。

 

ドルチェットのワインを食事と合わせるときのポイント

・味がしっかり入っている料理、酒のつまみと一緒に楽しみたい。

・どちらかというと洋食向き、和食の場合は醤油が利いたものがいい

 

ソムリエ・エクセレンスは、特徴的な後口のほろ苦さ(時にあま苦さ)をフードペアリングの際に意識しています。

 

 

ドルチェット、ドリアーノ サン・ルイージ

ドリアーニ サン・ルイージ 2018年 ペッケニーノ

ドルチェットの起源の地と言われるドリアーニ、このエリアのワインを飲まずしてドルチェットを語れません。

中でも ペッケニーノ のデイリーなドルチェットワイン、サン・ルイージ は外せません。

 

 

黒みを帯びたルビーレッドの色調、香りは華やかで スミレやブルーベリーの甘いジャムのアロマに、紅茶や 甘草が複雑に混ざりあっています。

口に含むとジューシーで濃厚な果実味がたっぷりあり、穏やかな酸味とワインによく溶け込んだ渋みがバランスよく口中全体をまろやかに包み込んでいきます。

インカのめざめのねっとりした食感とドリアーニの穏やかな味わいが寄り添い、醤油みりんのたれが絡んだほろ苦い味わいとワイン持つあま苦さが心地よく調和していきます。

さらにはワインの少し派手なベリーのアロマが料理の芳ばしさとともに落ち着きだし、心地の良いハーモニーが楽しめました。

和食には少し繊細さが足りないように思えたサン・ルイージでしたが、芋のねっとり感とたれの甘じょっぱいほろ苦さがワインを心地よく引き締めてくれました。

 

是非、ちょっと小粒でかわいらしいインカのめざめを見かけましたら、甘辛煮にしてドルチェットとのペアリングをご家庭でお楽しみくださいませ!

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

ワインで食卓が楽しく豊かなものになりますように。

 

 

ではまた。