本日もTetsuya Wine Selectionsのブログにお越しいただきましてありがとうございます。
三度の飯よりおかずが好き、アラフォーワーママてつみです。
少しずつ寒くなってくると、煮込み料理が美味しくて
助かります。
煮込み料理って、材料を切って、基本、煮込んでいくだけですw
それでも美味しいのは、野菜や豚肉のおかげですね。
忙しい時も、材料さえ切れば、その組み合わせや味付けで、身体もあたたまるおかずが完成したも同然。
お鍋も煮込み料理ですし、おでんだってそう。
野菜と肉の煮込んだものは、当分我が家でも高頻度で食卓に登場しそうです。
(というか出します)
今日は、とにかく、雑務も多くて、夫とあれこれ会話をしながら作ったのですが
いざ食べてみたら美味しくかったので、まさに「夕飯なんとかなった~」なおかずです。
見た目は、まあ、洗練されているとはいいがたいかもしれませんが
洗練された食事は、レストランでの楽しみにとっておいて
おうちでは、素材の味を楽しむ、シンプルな料理を食べようってことで
超ポジティブに日々のリアルおかず、今日も晒しますね。
では、娘がお芋堀で頑張って掘ってきたさつまいもを使用して
なんとか解凍していた豚バラ薄肉を
がっちゃんこ!!
いってみよ!
さつまいもと豚ばら肉のトマト煮込み
さつまいもと豚ばら肉のトマト煮込みの材料(さつまいも2本分)
・さつまいも 中2本
・豚バラ肉薄切り 400g
塩コショウ 小さじ1
・玉ねぎ 2分の1個
・完熟あらごしトマト 100㎖程度(残りものです)※もし新しいものを使用する場合は2分の1パック程度使います。ホールトマトの場合も同様です。
・ケチャップ 大さじ1(固形ブイヨンを使う場合にはきっと不要です)
・白ワイン 100㎖ なければ、日本酒、なければ水と固形のブイヨン1個で代用します。
・水 適量
さつまいもと豚ばら肉のトマト煮込みの作り方
~いつもよりさらに簡単!4ステップレシピ~
1 さつまいもは1㎝程度の厚さの半月切り、玉ねぎは薄切りに切り、豚バラ肉にはしっかりと塩コショウをする。
2 フライパンに油を大さじ1程度入れて熱し、豚バラ肉を炒め、さらに玉ねぎとさつまいもを入れて炒める。さつまいもにしっかり油が回るようなイメージで炒めると楽しいです。
3 2に白ワイン100㎖(飲み残しやブショネというコルク不良のボトルを取っておいて料理に使います)、もしくは日本酒、もしくは水と固形ブイヨン)を加え、軽く炒め、トマト水煮缶や、カットトマトを加えて、水をひたひたに注ぎ、蓋をして煮込みます。途中味を見て、少し薄く感じたらトマトケチャップを少々加えて(今回は大さじ1程度)さらに煮込みます。
4 さつまいもが柔らかくなったら、蓋をとり、好みの加減に炒めて水分をとばして出来上がりです。
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STEP2
STEP3
STEP4
さつまいもと豚ばら肉のトマト煮込みを実食
正直言って、ほぼ考え事をしながら作りました。
切って、炒めて、煮るという名の放置です。
なのに、娘の掘った芋はしっとりほくほく、美味しく煮込まれていて
豚肉のこってりとしたコクと、トマト、なんともいい相性です。
今日は豚バラですから、煮込んで美味しい!
玉ねぎと食べると、コクと甘味が美味しい!
そう、
切って、炒めて、煮込んだだけ(ほぼ放置)なのに
\美味しいですから、是非試してみて!/
ポイントは
・豚バラ肉にしっかり塩コショウ →これが味の決め手となります。
・白ワインや酒、無ければ固形のブイヨン+水 →味に深みがでます。固形ブイヨンの場合は好みで1個か2分の1個か、塩加減と相談してください
ブイヨンを使用する場合には、きっとケチャップで味の調整する必要は無いと思います。
ぐらいでしょうか。
「きっと美味しい」と妄想しながら、やや大胆につくっていますが
間違いないコンビネーションでした!!
さて、よくいえばシンプル、悪く言えばかなりおおざっぱな煮込み料理ですが
このさつまいもと豚ばら肉のトマト煮込みの美味しさをMAXに高めるコーナーに移りたいと思います。
そう、
ワインペアリング!!
今日も、ざっくり作り、しっかり美味しいこのさつまいもと豚ばら肉のトマト煮込み、ばっちりワインをペアリングするポイントをエクセレンスことソムリエエクセレンスの鐵屋に紹介してもらいます。
よろしく!!
さつまいもと豚ばら肉のトマト煮込みとワインのペアリング
本日もここまでお読みいただきましてありがとうございます。
ソムリエエクセレンスの鐵屋です。
僕は料理に入っている「さつまいも」が大好きです。
お味噌汁やほうとうなどの汁物、もちろんミネストローネのような洋食、そして本日の様な炒め煮のようなものまで様々な料理にいれることができます。
さつまいもは調理によって溶け出す甘み(料理のコクになる)、具材として食べても優しい甘みがあり、料理の大切なアクセントになれるからです。
そして、もうひとつ、料理に入っているさつまいもには大事な役割があります!
それはワインとのペアリングの際、さつまいもの甘みがワインのシャープな酸味と引き合い、素晴らしいハーモニーをつくってくれるからです。
特にミネラル感の強く、ぎゅっと引き締まった白ワインと料理を繋いでくれます。
コルトン・シャルルマーニュやシャブリなどを代表するブルゴーニュのシャルドネとの相性は格別ですね。
それでは、本日も早速、ワインペアリングのポイントをご紹介していきます!
ペアリングのポイント
毎度のことですが、料理とワインのペアリングを考える際には、まず、その料理の美味しさを整理します。
『さつまいもと豚ばら肉のトマト煮込み』はシンプルな食材の組み合わせですが、豚肉のコクが美味しさを支えている気がします。
豚ばら肉のうま味に、さつまいも甘み、トマトの酸味が三位一体で美味しさをつくっています。
料理の塩味や酸味、そして脂のコクの中から顔をだす「さつまいもの優しい甘み」は、箸休めというか、ほっとするような存在です。
・嚙み締めて美味しい豚ばら肉
・豚ばら肉の脂のコク
・掘りたて、さつまいものほっくりしっとりした甘さ(重要)
・ホールトマトの酸味とコク
・料理にはいっている白ワイン
豚肉にトマト、と、きましたらヴェルメンティーノの白ワインが向いていますね。
同時に本日の『さつまいもと豚ばら肉のトマト煮込み』は「さつまいも」を楽しみたい料理です。
さつまいもにヴェルメンティーノをペアリングする際、気を付けたいポイントは「ワインの酸味とアルコールの強さ」です。
ヴェルメンティーノのワインは比較的酸味がマイルドで、アルコールの乗った高アルコールのボトルが多くあります。
実は酸味が効いて、アルコール度数が抑えられたヴェルメンティーノはなかなか見つかりません。
そこで白ワインではなく、豚肉とトマトの酸味と相性が良いイタリアの赤ワインが見つけやすくお奨めです。
中でもさつまいもとの相性を考え、渋みが多すぎず、アルコールも強すぎない、サンジョヴェーゼやバルベーラのボトルが向ています。
ロゼやロゼのスパークリングはさつまいもをうまく引き立てることができないことがあります。
スパークリングワインですとトマト煮との相性、と考えてしまうといまいちです。。
そこで僕のおすすめは、、、僕はやはりヴェルメンティーノがいいので
酸味が効いて、アルコール度数が抑えられたヴェルメンティーノのボトルです。
エクセレンスのおすすめはキープ・ワインズのヴェルメンティーノ ウインドミル・ヴィンヤード 2017年です。
キープ・ワインズのヴェルメンティーノ ウインドミル・ヴィンヤード 2017年は、料理を引き立てることができる「美しい酸味」があります。
オーガニック認証を受けたヴェルメンティーノを使い、ブドウの瑞々しさやピュアさを損なわずにミネラル感に富む力強い酸味を持つワインに仕上げています。
マイルドで潤いのある果実味も印象的で、アルコールが出過ぎず、バランスの良い見事な味わいをつくっています。
ヴェルメンティーノには日本の料理に向いた魅力的な味わいがあります。
それはワインの中に 食欲をそそる塩み が溶込んでいるからです。これが島国の日本のフードにマッチするのです。
アルコールが上手くコントロールされたヴェルメンティーノのワインを探していましたが、まさかカリフォルニアにあるとは思いませんでした。
キープ・ワインズのヴェルメンティーノ ウインドミル・ヴィンヤード 2017年が探し求めていたヴェルメンティーノのワインです。
しかも、ここまでキレのある美しい酸味が持ったヴェルメンティーノのワインに出会ったことありましたでしょうか。
和食や家庭料理に向いた、非常に美しい質感と心地の良い飲み心地があります。
さらにはこのワインが時間をかけて熟すと、途方もない深みと複雑さを発揮して魅了してくれます。
2017年のボトル、もう数年待つことも楽しみです。
是非おためしくださいね!
キープ・ワインズのヴェルメンティーノはミネラル感あるキレッキレの力強い酸味が持ち味です。
この酸味は魅力的で、料理を引き立てることができる質の高い酸味です。
家庭料理でもレストランでの料理でも楽しめる、使い勝手の良い白ワインです。
このピュアな酸味とさつまいもの甘みが見事に引き合って、素晴らしい余韻をつくっています。
ヴェルメンティーノとトマトはとても相性の良い組み合わせです。そこにねっとり甘いさつまいが入り、火の入ったトマトの酸味とフレッシュなワインの酸味を心地よく繋いでくれていました。
僕の経験でですが、料理とワインのペアリングにおいて、さつまいもは両者の懸け橋になれる貴重な食材です。
本日も最後までおよみいただきましてありがとうございました。
では、また!
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そしてリアルな鐵屋家の家庭料理を曝け出し、ソムリエエクセレンスが本気でペアリングを行うブログです。
驚くほど、リアルな家庭料理で恐縮です。
当店の肝、「家庭料理と寄り添うワインペアリング」と
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