本日もTetsuya Wine Selectionsのブログにお越しいただきましてありがとうございます。
三度の飯よりおかずがすき、アラフォーワーママてつみです。
あれはいつの事だろう、
広島県産の牡蠣、「牡蠣小町」が美味しすぎて、
お取り寄せして食べたあの頃は
いつの事だろう(遠い目
殻付きの牡蠣を焼き牡蠣にして、夫と食べたあの頃はもう帰ってこない・・・
厳密にいうと、あの頃のわははきゃははしていた自分がどこにもいない・・・
老いなのでしょうか
違うな
きっと、牡蠣の魔法が解けただけだわ
冒頭より暗い話題で恐縮です。
ということで、魔法が解けたようなので、牡蠣を食べようということになりまして
お手軽にコストコの冷凍牡蠣を買ってみました。
小さい家族には牡蠣の美味しさを伝えきれていないので、大人のご馳走になりますね。
当分牡蠣料理(加熱限定)が続きます。
第一弾は、もちろん、牡蠣グラタン!
ほうれん草と、ヒラタケを使えば、大満足、栄養バランスもきっとよさげなおかずの出来上がりです。
市販のホワイトソースは使用せず、冷蔵庫のバター・牛乳・小麦粉と塩コショウでパッとできますよ。
1冬に2回は食べたいですね!!
ということで、牡蠣のグラタンいってみよ!
牡蠣のグラタン
牡蠣のグラタンの材料(2~3人前)
・かき (今回は冷凍) 12個~14個
・ほうれん草 2分の1束
・ひらたけ(なければしめじ) 1パック
・長ねぎ 白い部分3分の1本程度
・バター 20g
・小麦粉 大さじ1.5
・牛乳 1カップ(200㎖)
・塩
・白コショウ
・蕩けるチーズ
牡蠣のグラタンの作り方
~簡単4ステップレシピ~
1 ほうれん草は茹でて水にさらし水気をしぼる。長ねぎは斜めに切り、ひらたけは房をわける。
2 フライパンにバターを入れ、火にかけ、長ねぎときのこを炒める。小麦粉を振り入れ(茶こしなどで)さらに炒める。粉っぽさがなくなったら一気に牛乳を加え、火を弱火にして、溶かすようにへらでよく混ぜながらとろみがつくまで加熱する。塩コショウで調味し、茹でて置いたほうれん草を加え、グラタン皿に移しておく。
3 冷凍の牡蠣は半解凍の状態で水気を切る。生牡蠣は水気を切って、小麦粉をまぶす。2のフライパンをよく洗い、小麦粉をまぶした牡蠣の両面をこんがりと焼く。焼いたらすでにソースの入ったグラタン皿の上におく。
4 最後にチーズを好みでかけ、オーブントースターなら7分程度、250度のオーブンで5分程度焼けばできあがり!
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STEP1
ほうれん草は茹でて絞り、食べやすい長さに切っておく。もしくは便利な冷凍品を使ってもOK、解凍して水気をきっておく。
STEP2
フライパンにバターを入れ、火にかけ、長ねぎときのこを炒める。
小麦粉を振り入れ(茶こしなどで)さらに炒める。
粉っぽさがなくなったら一気に牛乳を加え、
火を弱火にして、溶かすようにへらでよく混ぜながらとろみがつくまで加熱する。
塩コショウで調味し、茹でて置いたほうれん草を加え、グラタン皿に移しておく。
冷凍の牡蠣は半解凍の状態で水気を切る。
生牡蠣は水気を切る。
小麦粉をまぶす。
STEP3
2のフライパン(テフロン加工)をよく洗い、小麦粉をまぶした牡蠣の両面をこんがりと焼く。
※生食用は軽めに、加熱用はしっかりと。
焼いたらすでにソースの入ったグラタン皿の上におく。
STEP4
最後にチーズを好みでかけ、オーブントースターなら7分程度、
260度のオーブンなら5分程度焼けばできあがり!
※加熱用生牡蠣の場合には、ややしっかりめに加熱してください
\できあがり!!アツアツをフーフーして食べよう/
牡蠣のグラタンを実食
正直なことを言うと、
そりゃ、「牡蠣小町」の方が美味しいのですけどね
わかってたんです、そんなことは
でも
このコストコの冷凍牡蠣、使えますね~
若干の身の縮みはあるかな?と思いましたが
うま味は凝縮されてます。
ああ、何度見ても美味しそうなこのビジュアル。
実際にとても美味しかったです。
ほうれん草の濃い味と、きのこのやはり濃い味が
牡蠣の濃い味とすべて引きあって、
やっぱりこのトリオでグラタンやろうってなるわけです。
で、なんといっても、ポイントは、長ねぎです。
ちょっとえぐみがある濃い3トリオとホワイトソースをつないでくれました。
玉ねぎより長ねぎの方が私は好きです。
でも玉ねぎしかなければ玉ねぎで良いと思います。
寒い時期には一層、冷えた私を暖めるであろう、私が作る、牡蠣グラタン!!
お供に必要なのは
何よりも
ワイン!!!笑
という事で、エクセレンス、牡蠣のグラタンの美味しさをMAXに高める、美味しいワインをよろしくね!
牡蠣グラタンとワインのペアリング
本日もここまでお読みいただきましてありがとうございます。
エクセレンスことソムリエエクセレンスの鐵屋です。
グラタンは個人的に牡蠣を最高に美味しく食べる料理じゃないかと思っています。
そして牡蠣グラタンには白ワインが合います。木樽で醸造した “海の白ワイン” が良いですね。
それでは早速『牡蠣グラタン』の美味しさをMAXに高めるワインペアリングにいってみましょう。
ペアリングのポイント
おかず(料理)とワインをペアリングする際には、その料理の美味しさを整理します。
そのおかずの美味ポイントとワインの特徴をつなげます。
そして美味しい料理にワインを重ねるポイントは「料理の食感とワインの口当たり」を揃えることです。
これで心地の良いペアリングができます。
さらに上質なペアリングを目指すのであれば、料理にプラスαできるワインの「香り」や「爽やかさ」を意識しましょう。
『牡蠣グラタン』の美味しさを整理します。
・牡蠣の美味しさ(存在感のある食感とじわり広がる潮味)
⇒海のワイン、太い酸味やミネラル感のあるワイン
・ベシャメルの滑らかなコク
⇒木樽で醸造したワイン
・霜降りひらたけのシコシコとした食感と茸の美味しさ
⇒熟成したワイン
・ほうれん草の爽やかさ
・しっとりした火の入った長ねぎの美味しさ
⇒爽やかさのあるワイン
・溶けて焦げたチーズの芳ばしさ
⇒木樽熟成したワイン
結論から言いますと、牡蠣料理ですから「海の白ワイン」がお奨めです。海のミネラル感(潮味)が溶け込んでいるワインが最適です。
そしてベシャメルを使ったグラタンです。木樽で醸造した芳ばしく滑らかな白ワイン、そのワインが少なくとも5年以上熟成しているボトルが牡蠣グラタンにマッチします。
牡蠣は紐の部分は固く、腸の部分は滑らかでクリーミーな食感です。つまり歯ご応えのある部分と、溶けるような部分があります。ワインとのペアリングはこの食感に合わせなければなりません。固いと柔らかいが共存する難しいペアリングになります。
この場合、ペアリングするワインは若いうち少しごつごつした酸味やミネラル感を感じる海のワインが合います。そしてそのワインが熟成すると柔らかさ・滑らかさが出ます。つまり硬質なニュアンスと柔らかいニュアンスがともにワインに現れます。
アルバリーニョは海のニュアンスをはっきりと表現するブドウです。若いうちは酸味がフレッシュで力強く、飲み口が少しゴツゴツ感じるミネラル感(塩味を伴う)があります。
このゴツゴツした口当たりが、咀嚼を必要とする海老や貝類、そして白身魚のグリルなどによく合います。
そのためシーフードと楽しむ「海の白ワイン」として人気があります。
ステンレスタンクで造られるアルバリーニョはフレッシュさを強調していますので「生牡蠣」に向いています。
今回はグラタンですので、フレッシュよりも滑らかさやワインの味わい深さが必要になります。
そこで木樽で醸造されたワインは、焼けたような芳ばしい香りがあります。そして酸味はマイルドになり滑らかな口当たりになります。さらには、きのこの味わいにあう深い風味を出します。
もちろんワインが数年瓶熟成していると、さらに味わいの滑らかさや深さがでてきます。
ソムリエエクセレンスのおすすめ
アメリカ合衆国、カリフォルニアで造られている白ワイン。キープ・ワインズのアルバリーニョ ロスト・スロー・ヴィンヤード 2017年 です。
海風を感じるようなミネラル感の強く感じる「海のワイン」です。小さい木樽で醸造・熟成し口当たりの滑らかなと複雑な味わいがあります。
LODI RULES による認証を受けたサスティナブルなブドウを使って、人に地球にも優しい白ワインとして造られています。
キープ・ワインズのアルバリーニョ ロスト・スロー・ヴィンヤード 2017年は稀にみる酒質があります。
それは手でフレッシュミントを擦り潰したような爽やかさがありながらも、蜂蜜の香りや口当たりの滑らかな熟成した味わいを持っています。
ボトルが熟成した優しい口当たりと喉越しの滑らかさ は口中全体に浸み込んでいき、ワインが流れるように喉を落ちていきます。
海のワインらしいアルバリーニョの、ゴツゴツした潮みを感じるミネラルを残しつつも優美なテクスチャーも持っています。
このキープ・ワインズのアルバリーニョ ロスト・スロー・ヴィンヤード は木樽熟成を18ヵ月行っています。そのため味わいの柔らかさと表現力豊さがあります。
南国レモンや蜂蜜を思わせる香り、手ですり潰したフレッシュミントの香りが溶け込んでいます。
そして「海風」のような塩味と、ブドウの成度や木樽熟成による滑らかでゆとりのある口当たりと味わいがあります。
キープ・ワインズのアルバリーニョ ロスト・スロー・ヴィンヤード 2017年は 海の印象を残しながらも上質な口当たりとコクがあります。
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海の影響を受ける(海の傍の産地)白ワインは下記の特徴があります。
1.豊富な日照量 → アルコールがのった、逞しい味わい
2.海風 → 酸味が太くミネラル分が強い、ゴツゴツしたテクスチャー(やや硬い)の味わいになりやすい
3.海の影響 → 味わいに潮味(塩味)やヨード感(磯の香)をつくる。
つまり、海のワインは磯の香りや塩味を感じ、味わいは強く逞しく引き締まってタイトで、硬質な白ワインの印象があります。
そのため歯応えのある、噛み締めて美味しい海老や貝類、そしてグリルした魚などとの相性が抜群です。
アルバリーニョは牡蠣にあいますね。特に広島産のような中ぶりサイズの牡蠣の美味しさにマッチします。
ほうれん草特有の、口の中が少しキシキシするえぐみ?!苦み?!といいましょうか。この味わいにもアルバリーニョのごつごつした食感がうまく包み込みます。
霜降りひらたけの食感や味わいにもキープの熟成アルバリーニョは良いです。熟成したボトルの深みがひらたけの味わいと重なり合います。
ベシャメルや溶けたチーズの滑らかでコクのある味わいも、木樽熟成した滑らさと味わい深さがよく合います。
キープ・ワインズのアルバリーニョ ロスト・スロー・ヴィンヤード 2017年は牡蠣グラタンの美味しさをMAXに高めてくれました。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また。
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そして最後までおよみただきまして、感謝感激です。
毎日、本当にリアルなレシピで恐縮です。
でもこんな風に、簡単で早くておいしい、シンプルなおかずを作って
ワインとともに、楽しんでいただけたら、嬉しいです。
週末だけ
月末だけ
そんな楽しみ方も良いと思います。
お酒ですから、是非、細く長く、健康と時間を大切に、お付き合いの程よろしくお願いいたします。
Tetsuya Wine Selections
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