本日もTetsuya Wine Selectionsのブログにお越しいただきましてありがとうございます。
三度の飯よりおかずが好き、秋花粉でマスクが手放せないてつみです。
ちょっと前回の投稿から時間が空いてしまったのは、
何を隠そう、
愛用しているsurfaceのキーボードが壊れまして、
予備のめっちゃ小さなキーボードで作業するのが億劫で億劫で・・・
というのは理由の一つではあるのですが
悲しい出来事があったりしまして、こういう年齢になったんだなあと物思いにふけったりしておりました。
人生とは不思議なものですね、本当に。
私は常々、人生に旬なんてないと思っているので今後もそのスタンスで行こうと思います。
でも、野菜にはね明らかに旬があるんですよ。
もっとも美味しい季節だったり、その時しか食べることができなかったり・・・
今宵の金時草もまさに、旬の野菜ですからね!
昨年同様職場の先輩社員様より袋一杯いただきました!ありがとうございます!
で、この金時草、まず天ぷら、そして豚肉やベーコンとの炒め物はもはや定番になったのですが
ふと、気付いたんです。
「この香りと食感、そして色をMAXに楽しめる食べ方って実は、生姜とにんにくだけのシンプルな塩炒めなんじゃないか」と。
結論から申し上げますと
とってもとっても
美味しゅうございます!
そして
自然の色とは思えない鮮やかなピンク!!
インパクト大!!
食卓に並ぶときっと驚くほどの鮮やかなピンクですが、自然ですからね!
鮮やかな色合いは、この時期だけの特別なカラーだと思います。
なんだかポップな気分になりません?私だけ?
こんなピンク、見た事ある??
では、早速いってみよ!
金時草のにんにく生姜炒め
金時草のにんにく生姜炒めの材料(2~4人前)
・金時草 300g~400g
・にんにく 1かけから2かけ
・生姜 千切りで15g程度(大さじ1)
・ごま油 大さじ1~1.5
・塩 小さじ2分の1
・日本酒 大さじ2
金時草のにんにく生姜炒めの作り方
~簡単4ステップレシピ~
1 金時草は茎がついて長い場合には葉をちぎる。小さい葉が何枚かついている枝はそのまま使う。水洗いしてザルにあげる。生姜とにんにくはできるだけ細く千切りにする。私は細くはできませんでした。それでも大丈夫です。
2 フライパンにごま油、生姜とにんにくの千切りを加えて中火にかけ香りがでたら塩を油に加える。
3 金時草を山盛りいれて炒める。少し炒めるとしんなりとして嵩が減るので初めは多くても大丈夫!
4 しんなりとしたら、日本酒を加え、さらに炒め合わせて、生姜とにんにくの千切りがうっすらピンクになったらお皿にもりつけて出来上がり!
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STEP1
金時草は茎がついて長い場合には葉をちぎる。
小さい葉が何枚かついている枝はそのまま使う。
水洗いしてザルにあげる。
生姜とにんにくはできるだけ細く千切りにする。
私は細くはできませんでした。それでも大丈夫です。
STEP2
フライパンにごま油、生姜とにんにくの千切りを加えて中火にかけ香りがでたら塩を油に加える。
STEP3
金時草を山盛りいれて炒める。
少し炒めるとしんなりとして嵩が減るので初めは多くても大丈夫!
STEP4
しんなりとしたら、日本酒を加え、さらに炒め合わせる。
生姜とにんにくの千切りがうっすらピンクになったらお皿にもりつけて出来上がり!
\きゃー、みて!なんて鮮やかな自然なピンク!/
金時草のにんにく生姜炒めを実食
こんなに鮮やかなピンク色して、一体どんなお味なの?と思うのも仕方ないです。
だって、本当に不思議ですもんね。
お味は、これがまた、表現できないほどの、唯一無二の美味しさなんですよ!!
食感もしっかりと歯触りが残りつつ、口あたりは滑らか。
そして、唯一無二と感じさせる最も個性的な要素は
たぶん
香り!!です。
爽やかなんですよ、なんともいえず。
鼻から抜けるといいますか。
そして、この葉の歯ざわりも独特です。
しっかりとした歯の食感があるのですが、口当たりは滑らかで・・・
とにかくこれは、食してみた人にしかわからない野菜ですね。
金時草の香りと歯ざわりを、存分に楽しめるにんにく生姜炒めだと思います。
そして何より、沢山食べたくなるワケは
身体に良さそうだから!
しっかりと味付けをしていますので。もちろんワインのお供にもなります。
むしろ、金時草のような個性的な野菜こそ、ビールではなく、ワインで楽しみたいところです。
さあ、でもいったいどんなワインが合うのでしょうかね~
エクセレンス、出番です!!
「金時草のにんにく生姜炒め」の美味しさをMAXに高めるワインペアリング、よろしくね!
金時草のにんにく生姜炒めとワインのペアリング
今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
エクセレンスことソムリエエクセレンスの鐵屋です。
金時草から溢れ出すピンク色、お味が非常に気になります。
それでは早速、『金時草のにんにく生姜炒め』とワインのペアリングにいってみましょう。
ペアリングのポイント
おかず(料理)とワインをペアリングする際には、その料理の美味しさを整理します。
そのおかずの美味ポイントとワインの特徴をつなげます。
そして美味しい料理にワインを重ねるポイントはまず「料理の食感とワインの口当たり」を揃えることです。
これで心地の良いペアリングができます。
さらに上質なペアリングを目指すのであれば、料理にプラスαできるワインの「香り」や「爽やかさ」を意識しましょう。
『金時草のにんにく生姜炒め』の美味しさとは、、、
・金時草のぱりっとザクザクした食感、葉の濃い味わい
⇒野菜の美味しさを損なわないアルコールが抑えられているワイン(12%前後)
⇒爽やかな香りワイン(香りに爽やかさがあるワイン) 濃い葉の美味しさには赤ワインの方がベター
・金時草は少しまったりとした味わいです。酸味が穏やかで優しいボトルが合います。
⇒酸味が優しい赤ワインの方がベター
また金時草はアントシアニンを多く含む野菜です。渋みのある赤ワインの方が向いています。
・ぬめり(金時草)の一体感
⇒マイルドな口当たりのワイン
・生姜の辛みと塩味の味付け
⇒ワインを美味しくしてくれる味付け(ワインにとって+の要素)
『金時草の生姜炒め』は生姜と塩だけで味付けされたシンプルな炒め物です。
厚めの葉や茎は良い食感があり、ぱりっとした、ザクととした噛み締めての楽しさがあります。そして葉を炒めることで、ぬめりが出て生姜と塩味との一体感があります。
金時草の味わいは葉野菜らしい “青さ” があり、まったりとした重みのある良い味があります。
その味の重さを生姜の辛みと塩味のエッジの効いた味わいが持ち上げています。そのうえ食欲を刺激してクセになる味わいです。
白ワインは金時草から溶け出した紫のアントシアン(粉っぽい)の味わいとマッチしません。渋みを持つ赤ワインの方が良いです。
ロゼワインはアリですね。あまり渋みが多くない淡いロゼカラーのボトルを選びましょう。ロゼのスパークリングワインもお奨めします。
果実味が豊富で酸味と渋みを優しく感じる赤ワインがベストですね。金時草の食感や味わいに向いています。
ソムリエエクセレンスのおすすめワインは、味のある緑の野菜料理に向いた赤ワインです。
アメリカ合衆国・カリフォルニア、キープ・ワインズのピノ・ムニエ ヨーント・ミル・ヴィンヤード 2019年は爽やかな香りと瑞々しい果実味が膨らむ赤ワインです。
口当たりの良い渋みと、爽やかなで膨らむ果実の旨みが余韻が印象的です。
ムニエはパプリカを使った料理とこの上なく感じるほどに相性が良いブドウ品種です。
特に「焼く」調理法の料理によくあいます。
野菜と赤ワインをペアリングする場合は、ワインの渋みの質がポイントになります。
キープ・ワインズのピノ・ムニエ ヨーント・ミル・ヴィンヤードのムニエは、この難しいペアリングを難なくクリアできる渋みの質を持っています。
ムニエは美味しさが分かりずらいブドウ品種と言われています。
それはワインとなると酸味が緩く、個性が見えずらく凡庸な味わいに感じるからです。
しかし緩く感じる酸味がスパークリングワインで力を発揮し、シャンパーニュの主要ブドウ(果実味が味わいの厚みをつくる)として存在感を示しています。
ところがムニエが完熟できるカリフォルニアの一部では赤ワインとしての魅力が開花しそうです。
それはムニエのコク、つまり果実のジューシーな美味しさ、「果実味の潤い」と「果実味の弾力感」をムニエの個性として発揮できているからです。
ピノ・ムニエ ヨーント・ミル・ヴィンヤード 2019年もムニエの成功した赤ワイン1本だと思います。
キープのムニエは白ブドウのシャインマスカットを噛んだ時のような、爽やかな果実感と美味しい弾力感が口中いっぱいに広がります。
抜栓直後は爽やかなグリーンの風味が出ます。これが緑の野菜(ピーマン、ゴーヤ、キャベツ、小松菜)を炒めた料理と格別な相性を示してくれます。
時間ととも気になる香りが落ち着き、ワインの旨味が盛りあがってきます。
口当たりの良い渋みは野菜が主役の料理とのペアリングの際、とてもスムースなポイントでもあります。
☞キープ・ワインズのピノ・ムニエの詳細ページとご注文はこちらからどうぞ☜
キープ・ワインズのピノ・ムニエ ヨーンミル・ヴィンヤード 2019年は緑黄色野菜を美味しくできる赤ワインです。
加熱調理した野菜料理(特に炒め物)にあう「爽やかな香り」と「優しい酸味」があります。さらには程よいアルコールと渋みが野菜の美味しさを引き立てます。
ムニエの爽やかな香りが料理に合います。そしてマイルドで潤いのある果実の味わいが、金時草のまったりとした美味しさによく合います。
そして生姜と塩の効いた味付けがワインの果実感に刺激を与え、ワインの美味しさを膨らましていきます。
キープのピノ・ムニエ ヨーンミル・ヴィンヤード 2019年は『金時草の生姜炒め』の美味しさをMAXに高めました。
そして料理の味わいでワインの鮮やかさが増したように感じます。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また!
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そして最後までおよみただきまして、感謝感激です。
毎日、本当にリアルなレシピで恐縮です。
でもこんな風に、簡単で早くておいしい、シンプルなおかずを作って
ワインとともに、楽しんでいただけたら、嬉しいです。
週末だけ
月末だけ
そんな楽しみ方も良いと思います。
お酒ですから、是非、細く長く、健康と時間を大切に、お付き合いの程よろしくお願いいたします。
Tetsuya Wine Selections
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