お疲れ様です!稀代の食いしん坊雑記雑食ブロガーてつみです。

今日のレシピは魚料理です。

「ワインは好きだけどそんなに詳しくない!」というまさに私のような、ワイン初心者の方のよくある疑問に答えます。

 

「魚料理にも赤ワインは合うの?やっぱり魚は白なの?」

「魚料理に合わせるにはどんなワインがいいの?」

 

結論から言います。

 

「魚料理にも赤ワインは合います!!!」by エクセレンス

 

ということで、本日はいつもはお高いめかじきを、スーパーで半額素敵ゲットしたので

手間のまったくかからない塩麹漬け焼きで、ワインと合わせていこうと思いますよ~!魚料理×ワインの合わせ方のポイントもエクセレンスが解説していきます!!

 

 

 

魚料理にも赤ワインは合うの?めかじきの塩麹漬け焼き

【めかじきの塩麹漬け焼きの材料】

めかじき4切れ

塩麹 小さじ3程度(切り身にまんべんなく塗れればOK)

付け合わせの野菜 今回はほうれん草の胡麻和えでした

 

【めかじきの塩麹漬け焼きの作り方】簡単2ステップ!漬ける・焼くだけ

1 めかじきに塩麹をまんべんなく塗る。そのまま冷蔵庫で1時間~半日程度おく。今回は朝につけて夜焼きました。ここは好みの漬け具合で大丈夫です。

2 表面の塩麹をキッチンペーパーなどで軽くぬぐい取り、魚焼きグリルで焼いていきます。中火の強火にしつつ、焦げに注意します。5分ぐらい焼いたら裏表を返して、さらに5分程度焼き、火が通っているようなら完成です。今回はほうれん草をゆで、胡麻和えにしたものが副菜です。

 

 

【実食】

塩麹、いい仕事してます!

塩麹の仕事のおかげで、しっかりと味も入り、おかずにもつまみにも美味しい焼き上がり!

正直、料理は何もしていないです笑

塩麹すごいなあ、漬けてやくだけでまるで料理屋さんのような、お・あ・じ~

ご飯との相性はもちろんばっちりです。

ただ、半額じゃないと買えないよね、めかじき。

なんでこんなに高いのかしら笑

美味しいお魚でございます。

子達も夢中でたべた塩麹漬け焼き、ワインに合わせるなら、やっぱり白なのかな・・・

 

では、ソムリエ・エクセレンス、このかじきまぐろの塩麹漬け焼きにぴったりのワインをアジャストしてくださいませ~

 

白ワインと魚の生臭み

めかじきの塩麴漬け焼き、気になっていたシシリアの白ワインで合わせてみたところ、魚特有の生臭きを助長してしまい大失敗。

潮みを感じる海の白ワインということで、もう少しいい感じになるかと思いましたが、うまくいきませんでした。

少し酸味がマイルドすぎたかな、、、

気を取り直して赤ワインで挑戦、酸味と渋みで生臭みを抑制してみたいと思います。

 魚料理と赤ワインのペアリング

キャンティ・クラッシコ 2017年 オルマンニ

 

赤ワインで挑戦した結果、魚料理と心地よく楽しめました。特に白と難しい時は赤ワインが良いです!

生臭みを消すのでは、生臭みも魚の風味・美味しさとして捉えることが大事、うまく付き合い、魚らしい味を楽しめるペアリングを心掛けます。

 

 

魚料理に赤ワインを合わせるポイントは5つ

・伸びのある酸味

まず酸味が大事です、伸びがあり力強さがある。そして潮みを感じれればさらに良い

・渋みの量が少ない、きめ細かい

渋みは多すぎない方がよく、出来ればきめ細やかな上質な質感

・ミネラル感

やや硬質なミネラル感が生臭みを受け止めます

・アルコールの強度

14.0以上のパワーがあると生臭みを抑え込みやすい

・塩分のような潮み

海のニュアンスがあると、それだけで料理とあっている雰囲気が出る

魚料理に合わせたい赤ワイン

・海に近い(島の)ワイン

海に近いエリアのワインは相性がいい、ギリシャのクレタ島

・サンテミリオン

独特のミネラル感が魚料理と良い、また甲殻類と相性がいい

・ブルゴーニュ

魚料理が求める酸味と渋みの質が合致する、バンジャマン・ルルー が一推し

・キャンティ・クラッシコ

マグロやカツオなど赤身魚との相性がいい、オルマンニ 推し

 

魚料理と赤ワインの合わせるポイントと相性の良いワインを参考にしてみてください。

みんさんの人生がワインで楽しく豊になりますように!

 

 

ひとりごと

料理とワインのペアリングでの生臭みは、ワインに含まれる鉄分と亜硫酸が魚の不飽和脂肪酸と化学反応を起こして不快な生臭みが起きています。

ワインに含まれる鉄分は、栽培環境由来のもの、醸造設備由来のものがあります。

そして酸化防止剤(亜硫酸)が魚の不飽和脂肪酸を酸化させて生臭みをだす要因にもなっています。

今わかっている科学的見解では、ワインに含まれる鉄と亜硫酸が生臭みの大きな要因だと考えられています。

つまり白ワイン・赤ワインというタイプではなく、実際には鉄や亜硫酸の含有が多いワイン・少ないワインという分類が、魚に合うかどうかを左右しているといえます。

※ワインに含まれる鉄と亜硫酸だけを切り取って話しています。経験上、酸味やミネラリティ、アルコールなどほかの要素で生臭みを抑えられることもできます。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

ではまた。

 

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