本日もTetsuya Wine Selectionsのブログにお越しいただきましてありがとうございます。

三度の飯よりおかずが好き、アラフォーワーママてつみです。

 

みなさんは里芋の掘りたてを食べた事がありますか?

小さい頃は、イカとコロッと煮たものが結構な頻度で食卓に並びました。

 

自分で料理をするようになってからは、里芋料理って、皮むきも意外と面倒だったりするし

煮る時にも吹きこぼれがちだったりして、頻度が激減。

 

でも40になったからなのか、里芋料理がとても美味しく感じています。

 

きっと、歳のせいだけじゃないとは思いますけどね(笑)

掘りたての里芋をいただいたり、買ったりできるようになったからかなと思います。

 

さといもって、掘ってから時間がたって、その間の保管状況によっては、かびたり、中が赤くなってしまったり

いろいろなのですが

掘ってなるべく時間がたっていないものをを、すぐ使うと、まー、真っ白きれい。

 

で、先日、お世話になっている方に、掘りたての里芋をお裾分けさせていただいたのですが

その時に

 

「芋煮したいな~って思ってたから嬉しい~」とコメントいただきまして・・・・

 

芋煮!?そういえばよく知らないぞ!!

 

私の食への好奇心が刺激されました。

 

調べてみると、芋煮って・・本当に美味しそうで、少ない具材と家にある調味料でできそうだったので早速、

 

42年で初めて「芋煮」を作ってみました。

 

掘ったばかりの里芋に、

スーパーでちょっとお安くなっていた和牛の切り落としとこんにゃくを買い(こんにゃくは長女の好物w

5歳の長男が幼稚園で引っこ抜いてきた長ねぎ、を使わせてもらい

これで具材はOKです。

 

そして、今日は、柔らかくなるまで煮込む料理、なので、いつもはごはんを炊いている、バーミュキュラのライスポットを使って煮込みます。

 

さてさて、美味しくできるかな~もう、美味しい予感しかしませんけどね!!

 

ということで、芋煮、さっそく、いってみよ!

 

芋煮

芋煮の材料(4~5人分)※多い時は半量に

・里芋 皮を剥かない状態で600g~700g

・和牛の切り落とし 300g程度

・こんにゃく 1個200gのものを使用

・長ねぎ 細いものを3、4本使用(太いものなら1本でOK)

 

・水 1200㎖

・醤油 90㎖(100㎖弱)

・みりん 75㎖ぐらい

・砂糖 大さじ1

 

 

里芋は、なかむら農園さんの里芋を使用しています!

里芋も掘りたては格別ですよね~

(なかむら農園さんのインスタはこちらです➡➡➡  @nakamura_organic_farm )

 

 

 

芋煮の作り方
~簡単4ステップレシピ~

※今回は、バーミュキュラのライスポットミニを使って煮込んでいます。
通常のコンロであれば、もう少し早く煮えるかも?しれません。
里芋が柔らかくじっくり煮込まれれば、OKです。

1 里芋は皮をむき、水で洗いぬめりをとる。長ねぎは斜め薄切りにし、こんにゃくはスプーンで一口大に切る。牛肉は大きいものは2‐3㎝に切っておく。

2 お湯を沸かし、こんにゃくをさっとゆでてザルにあげておく。

3 芋煮用の少し大き目の鍋に、水と調味料を全て入れ、里芋を加えて中火にかける。こんにゃくも加えて20分程度煮る。ずっと中火です。

4 牛肉を加えて、中火で煮込み、灰汁が出てきたら弱火にして灰汁を取り除く。長ねぎを入れて仕上げに弱火で煮込んだらできあがり!トータル35分でした。

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STEP1
里芋は皮をむき、水で洗いぬめりをとる。
長ねぎは斜め薄切りにし、こんにゃくはスプーンで一口大に切る。
牛肉は大きいものは2‐3㎝に切っておく。

 

STEP2
お湯を沸かし、こんにゃくをさっとゆでてザルにあげておく。

 

 

 

 

STEP3
芋煮用の少し大き目の鍋に、水と調味料を全て入れ、里芋を加えて中火にかける。
こんにゃくも加えて20分程度煮る。ずっと中火です。

 

 

 

STEP4
牛肉を加えて、灰汁をとりながら中火で煮込む。
長ねぎを入れて仕上げに煮込んだらできあがり!トータル35分でした。

 

 

 

 

今回は細くて柔らかいねぎだったので、仕上げに5分程度煮ただけですが、
少し固めだったり、大き目に切っている場合には、
牛肉と一緒のタイミングで煮込んでも良いと思います。

 

牛肉を入れてから約10分~15分、弱火でことこと。出来上がり!

 

\あー、もう幸せな香りが漂っている( *´艸`)/

 

芋煮を実食

どうして、今まで芋煮をしなかったのだろう・・・

どうして、今までこんなに美味しいものを食べなかったんだろう・・・

 

知ったが最短!

私は、これからは、芋煮をもっと作ろうと思います!!

 

だって

だって

 

めちゃくちゃ美味しかった~( *´艸`)

香りから最高なんですよ。

すき焼き風の煮汁ですから、ね?そんな感じなんです。

 

取り分けるだけで楽しい、それが芋煮~

 

すっかり柔らかくなった里芋がたまらないですよ!!奥さん!!

煮込むことを考えると、やっぱり和牛がいいですね。

本場は山形牛とかなのかなあ、なんて考えると涎がとまりませんね。

 

 

案の定、里芋は・・・

箸をすっと入れるだけで

 

きゃーーーー

ねっとり、伝わります??

なめらかねっとり、甘じょっぱいすき焼き風の煮汁に表面が溶け出し

たまらない感じが、伝わりますでしょうか?

この里芋は、すべての旨みが染みている!!

そして、さすが和牛!煮込んで美味しい!!もうこれはほぼほぼすき焼きですね。

ねぎと一緒に牛肉を食べるのが好きなのですが、撮るのも忘れました。

もちろん、ねぎと肉を一緒に食べる幸せも体感できます!!

こんにゃくも、本当に美味しく煮えていたのですが、

本当に美味しくて(お腹もすいていたので)、写真なんて、つい二の次に・・・・(笑)

 

あーーー

日本人で良かった!(笑)

 

でも、私はやっぱり、この日本の郷土料理にも、ワインをペアリングさせたくなるのです。

グラス1杯のコクのある赤ワインを、でも、重くならない、芋煮の美味しさをMAXに高めるワインを、ね。

 

 

ということで、エクセレンス、

芋煮の美味しさをMAXに高めるワインペアリングのポイントとおすすめワインよろしくね!

 

 

芋煮とワインのペアリング

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

エクセレンスことソムリエエクセレンスの鐵屋です。

 

しっとりねっとり、ほくほくの里芋に柔らかい黒毛和牛、期待が高まります。

本日も早速、『芋煮』とワインのペアリングにいってみましょう!

 

 

 

ペアリングのポイント

おかず(料理)とワインをペアリングする際には、その料理の美味しさを整理します。

そのおかずの美味ポイントとワインの特徴をつなげます。

 

そして美味しい料理にワインを重ねるポイントはまず「料理の食感とワインの口当たり」を揃えることです。

これで心地の良いペアリングができます。

さらに上質なペアリングを目指すのであれば、料理にプラスαできるワインの「香り」や「爽やかさ」を意識しましょう。

 

 

『芋煮とワイン』の美味しさとは

 

・里芋の滑らかな食感とねっとりした美味しさ

⇒滑らかな口当たりのワイン(熟成しているワイン、古木のブドウで造られているワイン、温暖な場所で造られているワイン)

⇒里芋 = 土の香りのあるワイン

・柔らかい黒毛和牛とコク

⇒柔らかい口当たりのワイン = 滑らかな口当たりのワイン

⇒コクのあるワイン

・長ねぎの爽やかな香りと甘味

⇒果実味が豊富で甘みを感じるくらいに凝縮したワイン(長ねぎの爽やかさを引き立てる)

・甘じょっぱい調味料が染み込んだ具材の美味しさ

⇒複雑で深みのあるワイン(レベルの高いワイン = 高級ワイン)

 

 

芋煮にはコクのある赤ワインがしっくりときます。

白ワインは黄色い果実感と酸味が向きません、ロゼワインでは料理の濃さに合いません。スパークリングワインは炭酸が里芋の食感に重なりません。

 

赤ワインの場合、上記のポイントをおさえますとピノ・ノワールが一番探しやすいと思います。

セントラ・オタゴはアルコールがパワフルで、里芋の良さが活かしきれないかもしれません。カリフォルニアは甘い香りが強いものは向きません。

土の香りがよく出るピノ・ノワール、やはりブルゴーニュが良いでしょう。芋煮にはジュヴレ・シャンベルタン、または熟成したヴォルネがお奨めです。

 

ブルゴーニュのピノ・ノワールもいいのですが、古木から造られている滑らかで深みのあるワインがあります。

 

 

ソムリエエクセレンスのおすすめワインは、芋煮の美味しさ高める深みのある赤ワインです。

カリフォルニア、キープ・ワインズのライブラリー・セレクションズ カリニャン  エヴァンジェーリョ・ヴィンヤード 2016年です。

自根の樹齢130年を超えるブドウから造られる偉大なワインです。滑らかな口当たり、雄大なコク、豊かな複雑味が様々な煮込み料理とのペアリングで生きます。

キープ・ワインズ の【ライブラリー・セレクションズ】 は、生産者が特に良くできたワインを手元で熟成させてからリリースしている限定品です。

カリフォルニア屈指の銘醸造畑エヴァンジェーリョ・ヴィンヤード から獲れた古木のカリニャンを使った赤ワインです。

 

自根のカリニャンは樹齢130年を超え、濃密な果実味とブドウのエネルギー溢れる長い余韻、充実感と躍動感のある力強い味わいを醸し出しています。

 

古木は必要以上にブドウを実らせません。

1房がごとに養分が行き渡りブドウの成熟度が自然と上がります。そのため果実の濃密な旨味の加え、スパイスやレザー、ミネラル感などの複雑な風味をつくっています。

さらにはブドウの味は濃く、ジューシーな果実感が太く・厚く充実しています。それを引き締めるエレガントな酸味、そして上質な渋みが溶け込んでいます。

言葉では揚言できないような複雑味や深みを現す超一流の赤ワインと言えます。

 

少し鈍っていた僕の感性が爆破されたようなインパクトがありました。

 

キープ・ワインズ の中でこれだけでも味わって欲しいと思う大きな可能性を秘めた赤ワインです。

 

畑の買収劇があり、非常に残念でなりませんがキープ・ワインズへのカリニャンの供給がなくなってしまったそうです。

この2016年が最後のヴィンテージです。

 

 

☞キープ・ワインズのカリニャン エヴァンジェーリョ・ヴィンヤードの詳細ページとご注文はこちらからどうぞ☜

 

 

 

 

里芋の食感と美味しさにワインを寄せます。

柔らかく滑らかでしっとりとしています。中心部はほっくりしています。

そしてコクと甘みの煮汁と牛肉の旨みが染み込んでいます。

 

 

煮込んでいますが黒毛和牛は肉質が固くなりませんね。柔らかくしっとりとした食感です。

長ねぎの青い部分は爽やかで、白い部分はしっとり甘味があります。

 

ワインのしっとり柔らかい口当たりと深みのある味わいが芋煮に合います。

キープ・ワインズのカリニャン エヴァンジェーリョ・ヴィンヤードは『芋煮』の美味しさをMAXに高めてくれました。

 

 

芋煮、とても美味しく、里芋の美味しさを活かす料理ですね。

郷土料理って、まだまだ知らないものが沢山ありそうで、なんとも楽しみが増えました。

 

 

日本の郷土料理にニューカリフォルニアワイン、一度お試しいただきたいペアリングです。

 

是非!!

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

里芋のレシピいろいろ↓

「里芋の素揚げ」とワインのペアリング

里芋と鶏もも肉の田舎煮

 

 

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