本日もTetsuya Wine Selectionsのブログにお越しいただきましてありがとうございます。

三度の飯よりおかずが好き、アラフォーワーママてつみです。

 

9月中旬ぐらいから

食欲の秋キャンペーンを絶賛一人で開催中です。

とにかく、食べたいなと思ったものを、

その本能に従い、

作ったり

買ったりして

 

食べる!!そういうキャンペーンです。

キャンペーンを無事成功させるため、

健康的に美味しく食べるために、運動も取り入れる力の入れようです。

 

小さなこどもをわざわざ、芝生の山に誘い、そりで遊ばせながら

自分も四つん這いで斜面を駆け上がって、

走りながら駆け下り

それを繰り返して、

 

おかずを美味しくたべるのです。

 

あれ、なんか違う?

いや、こんな些少な違和感は忘れてください。

 

だって、今日は、そこまでしても食べたいおかずがあるのですから!!

それは「ムサカ」です。

 

「ムスカ」ではありません。

 

「ムスカ」それはジブリの名作「天空の城ラピュタ」に登場する、なくてはならない悪い人です。

ジブリおたくですみません。

 

「ムサカ」はギリシャ料理で、お料理上手な方々がSNSにもその美味しそうな写真をアップしまくる

映える料理であり

間違いなく、同時に

リアルにも涎が垂れる料理なんです。

 

そう、美味しい料理です。

 

なすとトマトを、ホワイトソース(ベシャメルソース)とミートソースと交互に重ね合わせてオーブンで焼いた料理です。

 

もうこれだけで

ちょっと、運動してくるか~!!と気合が入りますよね!!

 

私は準備運動はばっちりです。

実食してワインもペアリングするところまで、ノンストップで今日も行ってみよ!

 

 

お洒落じゃないけど!美味しいムサカ

ムサカの材料(18㎝パウンドケーキ型1個分+α)

・茄子 5本

・トマト 2個

・ピザ用チーズ 好きな量

 

<ミートソース>※好みでホールトマトやカットトマト100㎖入れると尚おいしいです。今日はありませんでしたので入れてません。

・玉ねぎ 4分の1~2分の1

・合い挽き肉 300〜400g程度、今日は350g

・酒 50㎖

・醤油/酒 各大さじ1

・砂糖 大さじ3分の2程度

・ソース(オタフクでも中濃でもウスターでも) 小さじ2

・あれば赤ワイン 最大でも50ミリまで

・にんにく1かけすりおろし

 

<ホワイトソース>※作りやすい量。残りますので別の料理に。冷凍も可

・バター 30g

・小麦粉 大さじ2

・牛乳 2カップ(400㎖)

・(固形チキンブイヨン1個)

・塩コショウ

 

 

我が家のムサカの作り方 簡単4ステップレシピ

1【材料を切る、なすを焼く】トマト、なすをそれぞれ5ミリ程度の薄さに切り、なすはみずにさらす。ナスは皮が気になる場合端の部分はとりのぞいてもいい。ナスの水気をきり、フライパンにオリーブオイルを熱して、こんがり表面を焼く。オーブンなら210度5分で予熱をしておいて、バットなどに並べてオイルをかけて焼く。

2【ホワイトソースを作る】フライパンにバターを入れ、火にかけ、バターが溶けたら焦がさないようにして泡が細かくなってから小麦粉を入れる。振るうことができれば振るったほうがいい。木べらやシリコンへらで炒めるように小麦粉とバターを混ぜていく。完全に滑らかになって沸々とさせたら一度火をとめ、冷たい牛乳200㎖を一気に加え、火をつけ中火でへらで塊を潰すように混ぜ続ける。滑らかになって少しとろみが出たら、残りの200㎖と砕いた固形スープを加え、沸々と言わせるぐらいの火加減で根気よく混ぜる。これであまりだまにはならないはず・・・

3【ミートソースを作る】 フライパンか鍋にオリーブオイル大さじ1杯を入れ熱し、玉ねぎと挽肉を入れて、軽く炒める。そこに調味料を全て入れて煮ていく。灰汁が気になるときは灰汁をとりながら水分が8割9割なくなるぐらいまで煮詰めればOK。

※オーブンは230度5分で予熱。もちろんオーブントースターでも焼けるのでどちらでも。

4【耐熱皿に重ねて詰めて焼く】焼いたナス、トマト、ホワイトソース、ミートソースをお好みの順番で重ねていく。最後はナス→ホワイトソース→チーズが良い感じ。チーズに美味しい焦げ目がついたら出来上がり!

 

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STEP1

まず、なすを薄くスライスして、フライパンやオーブンで表面を焼いていきます。量が多いのでオーブンの天板などで一気に焼き上げると楽です。フライパンの場合、2回ぐらい繰り返すと全部焼けると思います。

 

STEP2

バター30gをフライパンで焦がさないように溶かします。

 

茶こしなどで、小麦粉大さじ2をふるっておけるとベストですが、最悪は・・・そのままでも・・・

 

溶けたバターに小麦粉を加えて、よく炒めます。

 

小麦粉の塊を見つけたら、へらで潰すようにしながら混ぜていくと、綺麗になめらかになります。火は弱火~弱い中火です。

 

火をとめて牛乳を一気に加えて、弱い中火で炒めるように混ぜていきます。ずっと信じて混ぜてください。滑らかにとろみがでてきます。

 

もったりしたら、もう一度カップ1杯の牛乳を入れます。

 

また、信じて混ぜてください。

 

砕いた固形スープも信じて混ぜます。

 

信じて混ぜること、1回目の牛乳を入れてから、10分弱で、できあがりです。塩少々ふってもいいですし、ナツメグなどを入れる人もいます。もったりしたベシャメルができたら、容器に移しておきます。

 

STEP3

鍋やフライパンに少々の油を入れて、ひき肉と玉ねぎを中火で炒めます。

 

調味料を全部入れて、水分が8割9割とぶまで煮詰めればOKです。そぼろに近いと思ってください。

 

STEP4

焼いたナス、切ったトマト、ホワイトソース、ミートソースがそろいましたので、耐熱皿を用意して、いよいよ重ねていきます。

 

えーー、ここからは、自由にどうぞ。バランスよく、交互に。

 

私も別に、いつも同じ順番じゃないんです。

 

あまり考えなかったり、凄く考えたり

 

その時その時、違っていいと思います。

 

だって、重ねるんですから、結局。

 

ただ、最後はナスが見えるようにしたいのですよね。だって主役ですから。

 

ホワイトソースとチーズのおふとんをかけて

 

230度、5分~6分、焦げ目がつくまで焼きます。

 

ひゃっはー!これだよこれだよ~ わざわざ運動してまで食べたかったのは~ ム・サ・カ!

 

ムサカを実食

ム、ムサカが

ま、まさかね

こ、こんなに

お、美味しいなんて

 

な、なんていい日なんだ!

 

左の文字を縦に読んでください!

 

 

すみません、何の意味もありません。ごめんなさい。話し相手が欲しかったんです。

 

 

ああ、やっぱりムサカは、なすを食べる料理なんだと実感です。

私、外食で本場のムサカ、食べた事がないので正解はわからないのですが

 

こんな感じでOKだとしたら

めっちゃ美味しいおかずだと思います。

 

 

なすの厚さは

もし厚めで楽しみたいなら、事前に中までとろとろになるようにしっかりと焼き目を付けたほうがいいと思います。

最後のオーブンは、そんなに長時間加熱する必要は無いと思うのですよ・・・

なので、理想は薄いスライスを、ミルフィーユにすることだと思います。

ただ、ちょっと面倒だったり、思わず厚くなってしまうことがあると思うのですよね

その時は、なすについては事前に「しっかり焼く」ようにすればむしろ、食べ応えがあっていいと思います!

皮が気になる場合には、表面に細かく切り目をいれるか、ランダムにむいてもいいと思います。

 

 

トマトもナス同様ですが、事前に焼かなくても加熱されてひき肉と一体になればソースのようになるので

オーブンでの加熱時間で、柔らかくなるように、薄めか、皮をむいて粗いみじん切りでも美味しいと思います。

 

私の作る、ホワイトソースのレシピは、そんなに強い味ではないので、

ベシャメルが好きな人は、塩加減を調整していただいたり、

正直、市販のホワイトソース(ハインツなど)を利用していいと思います。

美味しいし、楽です。

 

その分、ミートソースは、ちょっとそぼろチックな、どこか懐かしい家庭的なものにしています。

ミートソースだけで食べても美味しい味です。

今日はカットトマトがなかったので、入れていませんが、もっとトマトソースのようにしたい場合には100㎖ほどいれてみてください。美味しいです。

 

 

焼いたナス

加熱されたトマト

滑らかで優しいベシャメル

そぼろ

 

一緒に食べれば、気分は「天空の城」に行った気分になれるとか、なれないとか。

 

なれません

 

一緒に食べれば、とても美味しいですので、是非、ちょっと楽しみながら作ってみてください。

 

そして、ここからが、お楽しみです。

ムサカにワインを合わせないで、何を合わせましょうか?

 

いろいろありますよね、きっと笑

 

主観の押し付けはいけませんね笑

 

逆に、「ああ、ムサカにワイン、合わせて楽しみたいな」と思っている方ががいたら

どうぞ、この続きをお読みくださいませ。

 

さて、4つのそれぞれ異なる美味しさが一緒になったこのムサカ

一体、何をポイントにワインを合わせていったら

大きく外さないのか?

 

こういうのもワインを合わせる楽しみの一つですよね!

 

ということで、こんなことばっかり考えているワインオタのエクセレンスに聞いてみましょう!!

 

エクセレンス、「ムサカ」にペアリングするワインはどんなワインがいいですかね?

今日も選び方のポイントをよろしく!

 

ムサカとワインのペアリング

 

本日もここまでお読みいただきましてありがとうございます。

 

「ムサカ」と聞くと赤い戦艦をイメージしてしまうガンオタなソムリエエクセレンスの鐵屋です。

赤い戦艦は置いておいて、早速、ムサカとワインのペアリング、行ってみましょう!

ソムリエ的には「ムサカ」と聞いたら「赤いワイン」をイメージですね。

 

せっかくのお洒落な料理を台無しにしてしまってはいけません笑

 

 

ペアリングのポイント

 

 

毎度のことですが、料理とワインのペアリングを考える際には、その料理の美味しさを整理します。

 

『ムサカ』は茄子とトマトの瑞々しいジューシー感、挽肉ラグーのうま味、そしてベシャメルソースのコク、これからが一体となった茄子が主役の食べ応えのある料理です。

表面の芳ばしく焼け溶けたチーズに、食材やソースごとに違う様々な食感と味わいが混ざり合うことで、ひと口目から楽しい食感と味わいの美味しさがび伝わってきます。

それでいて、心温まる優しい味わいでまとまっています。

 

・火の入った茄子とトマトのとろっとしつつ瑞々しい美味しさ

・甘じょっぱい挽肉ラグーの素朴な優しいうま味

・ベシャメルソースの滑らかなコク

・全体的にマイルドで深い味わい

このレシピのラグーは、味付けに醤油やみりん、ソースなどを使用しているため、赤ワインが合わせやすいですね。

そしてトマトや皮の付いたままの茄子にも、ポリフェノールとタンニン(渋み)が含まれるため、これらを含んでいる赤ワインが向いています。

 

白やロゼ、スパークリングワインは合わなくはありませんが、ラグーソース(ミートソース)の良さを引き出せないかもしれません。

 

今回のムサカは、食感の違い、を口の中で楽しむ感覚があります。

チーズ、茄子、トマト、ラグー、ベシャメルソースとそれぞれちょっと食感が違います。

こういう料理には、少し熟成した赤ワインが合わせやすいです。

なぜか?ワインが熟成していると飲感が変化して、ワインに飲感の幅がでます。

要は、熟成した赤ワインには、ちょっと違う多様な食感をカバーする懐の広さがあると思ってください。

 

ワインの飲感は「酸味」「渋み」「ミネラル感」「アルコール感」の質や感じ方できまります。

そこで本日の料理のように、多様な食感と重ねる場合は、熟成によって飲感に幅があるワインが最適です。

 

そんな理由から、行きつけのワインショップでワインを探す場合には

「こなれてきたカリフォリニアのメルロ(5~10年熟成している)ワイン」

「南仏のグルナッシュ」

ピノ・ノワールでは少し軽いかと思います。果実味に力のあるメルロ、グルナッシュ、カリニャンのなどの熟成ボトルからお奨めを伺ってみてください。

ムサカとワインを合わせて見たいと思う方は多いんじゃないかと思いますので、ソムリエさんにもとっておきのおすすめがあるかもですね。

 

ではご参考までに、僕のお奨め赤ワインはこちらです。

 

僕のおすすめワインはキープ・ワインズのライブラリー・セレクションズ、カリニャン エヴァンジェーリョ・ヴィンヤード 2016年です。

キープ・ワインズ の【ライブラリー・セレクションズ】 は、生産者が特に良くできたワインを手元で熟成させてからリリースしている限定品です。

カリフォルニア屈指の銘醸造畑エヴァンジェーリョ・ヴィンヤード から獲れたカリニャンを使った赤ワインです。

 

自根のカリニャンは樹齢130年を超え、濃密な果実味と溢れるエネルギーと躍動感は充実感いっぱいの味わいを醸し出しています。

 

古木は必要以上にブドウを実らせません。

1房がごとに養分が行き渡りブドウの成熟度が自然と上がります。そのため果実の濃密な旨味の加え、スパイスやレザー、ミネラル感などの複雑な風味をつくっています。

さらにはピュアでジューシーな果実感が太く・厚く充実しています。それを引き締めるエレガントな酸味、そして上質な渋みが溶け込んでいます。

味わい深い飲み応えのある赤ワインです。

 

少し鈍っていた僕の感性が爆破されたようなインパクトがありました。

 

キープ・ワインズ の中でこれだけでも味わって欲しいと思う大きな可能性を秘めた赤ワインです。

 

畑の買収劇があり、非常に残念でなりませんがキープ・ワインズへのカリニャンの供給がなくなってしまったそうです。

この2016年が最後のヴィンテージです。

 

☞カリニャン エヴァンジェーリョ・ヴィンヤードの詳細ページとご注文はこちらからどうぞ☜

 

 

僕のおすすめワイン(その2)はリララキス・ワインズのクレタ・レッド 2016年です。

 

ムサカはギリシャの名物料理です、ギリシャの赤ワインもおススメです!

トマトの酸味との相性が良く、熟成によるまろやかさと複雑味が料理を引き立てます。

どうして、こちらを最初のおすすめにしなかったかというと、実は、もうそんなに在庫がないのです笑。

 

てつみさんもたまに購入する、質がよいのに比較的リーズナブルなワインです。

 

☞クレタ・レッドの詳細ページとご注文はこちらからどうぞ☜

 

 

ムサカ、特にスペシャルな材料は不要なのに、とても美味しくて見栄えもする料理です。

秋茄子も美味しいので、本格的な冬に入る前のお休みの日などに

作って赤ワインと楽しんでみてくださいね!

 

そででは、また!

 

 

エヴァンジェーリョ・ヴィンヤードは海に近い畑です。赤身の魚料理とも好相性です。

まぐろとのペアリング記事です↓

まぐろの刺身と赤ワインのペアリング

『にんにく醤油チキン』とワインのペアリング|もうすぐ終売!?KFCの秋の新作

 

クルーズ・ワイン・カンパニーも同じ畑で偉大なワインを造っています。

長限定品エヴァンジェーリョ・ヴィンヤードの記事です↓

今日の一本を更新しました。クルーズ・ワイン・カンパニー エヴァンジェーリョ カリニャン

 

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