本日もTetsuya Wine Selectionsのブログにお越しいただきましてありがとうございます。

三度の飯よりワインが好き、アラフォーワーママてつみです。

 

5年ぶりぐらいに、温泉に入りました。

家族それぞれリュック1つで、旅にでかけまして、

近年で最も楽しい出来事でした。

 

旅先の旅館で、それはそれはおいしい料理と出会いまして、すっかりはまったので

家にもどって早速再現です。

 

大分県の郷土料理「りゅうきゅう」です。

 

アジやカンパチ、ブリなど青魚の「ヅケ」なのですが

たっぷりのねぎとすりごまが入って、まさにど真ん中の好み。

九州のお醤油は少し甘味のある濃口であることが多いのですが、そんなお醤油がまた美味しいのです。

炊きたてのごはんに載せて、出汁なんてかけたら、最高!!

 

旅館では、朝食のビュッフェでも出てきて、いつも朝食なんてほとんど食べない私も、思わずおかわりするほどのハマり様でした。

 

さて、再現するにあたって

困るのは

 

お魚の調達!!(笑)

 

自宅近くのスーパーでは青魚なんて生の状態であまりならんではおらず、

アジは少量すぎたり、コストコのブリでも良かったのですが、1度に買う量としては覚悟がいるよなあ、と悩んでいたところ

お魚にはうるさい職場の先輩社員様より、「鮮魚に強い良心的なスーパー」を教えてもらい、素直に行ってみました。

 

すでにお刺身(しかも薄くない!)になっているイナダがありましたので

これはヅケにちょうど良いのでは?と思いゲットです。300~400gぐらいはあって700円ぐらいでしたので良心的ですね。

 

結果、イナダで正解!そのままイナダの刺身で食べるより美味しかったと思います(笑)

 

次は、コストコのブリ!でやってみたい!!計画的にブリ料理を考えておけばイケる!!

 

ということで、イナダの刺身で

旅の思い出を再現

 

大分の郷土料理「りゅうきゅう」てつみ流

 

いってみよ!

りゅうきゅう

りゅうきゅうの材料

・あじ、ぶりやかんぱち、いなだなど刺身(サク)で 400~500g程度

 

※漬け込み用調味料

・濃い口醤油 大さじ2

・酒 大さじ1

・きび砂糖 大さじ2分の1

・おろし生姜 1かけ~2かけ

 

・いりごま 大さじ2

・青ねぎ(小口ネギ) 4本~5本分、たっぷり

 

 

りゅうきゅうの作り方
~簡単4ステップレシピ~

STEP1 青魚の刺身がサクの場合にはやや厚めに切っておく。青ねぎは小口切にする。

STEP2 ボウルに醤油と酒、砂糖を入れよく混ぜ、刺身を加えて混ぜる。

STEP3 小口切りにしたねぎと、擦った胡麻を加えてよくまぜ、ラップや保存容器に入れて30分~1晩つける。

STEP4 お皿に盛り付けてできあがり! わさびや柚子胡椒をお好みで添えても。締めは出汁をかけて出汁茶漬けもおすすめです。

 

==========================

 

STEP1 
青魚の刺身がサクの場合にはやや厚めに切っておく。青ねぎは小口切にする。

STEP2 
ボウルに醤油と酒、砂糖を入れよく混ぜ、刺身を加えて混ぜる。

STEP3 
小口切りにしたねぎと、擦った胡麻を加えてよくまぜ、ラップや保存容器に入れて30分~1晩つける。

STEP4 
お皿に盛り付けてできあがり!
わさびや柚子胡椒をお好みで添えても。締めは出汁をかけて出汁茶漬けもおすすめです。

 

りゅうきゅうを実食

まずはそのまま、わさびなどは使わずに、いただきます!!

 

!!!!!!

 

\おいしい~♡/

あのホテルの味とはちょっと違うけど、確かに「りゅうきゅう」です。

濃口醤油を買っておいて良かった。ほんのり甘くて濃い醤油が美味しい。

 

ホテルの味に近い!!気がする(笑)

それは言い過ぎかもですが、本当に美味しいです。

 

薬味のねぎとごまに甘めの醤油味で、魚がねっとりとして最高~!!!

夕飯に白米食べない派なのに、白米をいただきます(笑)

今回は、漬け込み時間40分程度でばっちりでしたが、

この感じだと、1時間ぐらいおいても漬かりすぎることはなさそうです。

一晩の場合、私の好みでは「漬かりすぎかな?」と感じるかも、です。

はっきりいって、

スーパーの刺身なんて、薄いし高いし、あまり買いたくならないのですが

安いサクとかが売っていれば、こんな風にヅケにすれば最高に美味しいおかずになるなと思います!!

 

もちろん、わさびや柚子胡椒を添えても「味変」が楽しいです。

今回は、柚子胡椒をオン。

本当に少量で良いです(笑)

刺激的!!!(笑)

ああ、美味しい、りゅうきゅう。

どうして今までこういう「ヅケ」を知らなかった&作らなかった&食べなかったのだろう。

まあ、OK、今知ったので、今から食べるだけですわ~

 

本当に美味しいりゅうきゅうですが、白米で締めるのは決まりとして

こちらもワインでペアリングを楽しんでしまいましょう!!

かぼすのハイボールとかもよさそうですが、魚の味わいと醤油や薬味の風味を受け止めるワインがあれば、最高です。

 

ということで、エクセレンス、

 

「りゅうきゅう」の美味しさをMAXに高めるワインペアリングのポイントとおすすめワインをよろしくね!

 

 

大分県の郷土料理「りゅうきゅう」とワインのペアリング

 

「りゅうきゅう」とワインのペアリング

久しぶりの旅行のビュッフェで、誰よりも食べて太ったソムリエエクセレンスの鐵屋です。

自宅に帰ってからは、いつもの食卓ですから、問題ないと思っています。

 

さて、りゅうきゅう、です。

美味しかったですね。

 

大分といえば、麦焼酎です。

是非、麦焼酎のお供にもお試しください。

 

さて、このりゅうきゅう、もちろんワインでも美味しくいただけますので、さっそくペアリングのポイントです。

 

 

ワインペアリングのポイント

 

おかず(料理)とワインをペアリングする際には、「料理の美味しさ」と「ワインの個性」をつなげてあげます。

基本的なポイントは「料理の食感とワインの口当たり」を揃えることです。

 

これで心地の良いペアリングができます。

目指すのは美味しさをMAXに高めるワインペアリングですから、

一層料理の美味しさが引き立つような香りや爽やかさを、ワインの持つ香りや味わいでプラスしてあげるイメージです。

 

ペアリングのポイント:胡麻の風味が効いた、甘口醤油ベースのタレに漬かったイナダの美味しさ

りゅうきゅうの何が美味しいのか?

美味しければ理由はどうでもいい!のかもしれないですが、ここは食レポ担当者になった気分で「具体的」に美味しさを整理してみましょう。

 

イナダの美味しさ

1、適度に脂のある、しっとりジューシーな食感と美味しさ

⇒フルーティな酸味を持つワイン

⇒青み魚には白ワインよりも赤ワインがベター

2、甘みのある醤油の浸み込んだ美味しさ

⇒赤ワインが向いている

3、擦り胡麻

⇒ヴァン・ナチュールのワインが合う

4、薬味のねぎ、生姜の風味

⇒爽やかな香りや酸味を持つワイン

 

結論を申し上げますと、ヴァン・ナチュールのスタイルで造られた「爽やかな香りや酸味を持つ赤ワイン」となります。

 

 

ということで、

 

 

ソムリエエクセレンスのおすすめワイン:ドメーヌ・グロボワ シノン エクストラ・ボール 2021年です。

ご家庭ではお肉料理のみならず、野菜料理ともペアリングでき、イナダやサバなどの青み身魚とも相性がよい、美味しくて使い勝手の良い赤ワインです。

厳しいヴァン・メトード・ナチュールの認証を受けている真のナチュラルワインです。

ナチュラルワイン特有の口当たりよ良さや飲み心地の良さ、そして飲んでいての安心感が魅力です。

 

 

シノンはフランス・ロワール地方でカベルネ・フランから造られる赤ワインです。

ドメーヌ・グロボワのエクストラ・ボールはヴァン・ナチュールで、アルコール11.5%と軽めのスタイルですが赤い果実の上質なコクがあります。

さらには爽やかなハーブのニュアンスとフレッシュでフルーティーな酸味が食欲を刺激する赤ワインです。

 

カベルネ・フランのネガティブな要素はなく、渋みが少なくフルーティな果実味が美味しい、華やかで鮮やかな味わいに仕上がっていると思います。

 

個人的には軽めのスタイルと良いハーブのニュアンスがあり、カツオやマグロにブリやサバ、または鮎料理と楽しむためにセレクションしています。

提供温度で様々な料理、とりわけ魚料理とペアリングして美味しくなる使い勝手の良い赤ワインです。

 

 

イナダには渋みが少なくフルーティな酸味を持つ赤ワインが合います。

ワインの瑞々しく爽やかな酸味、特に赤ワインの酸味はフレッシュですがマイルドで、醤油の浸み込んだイナダの美味しい味わいと心地よく重なります。

軽めで鮮やかなカベルネ・フランのワインは万能ねぎ、小ねぎと爽やかな風味にも合うし、甘みのある醤油との相性も申し分ありません。

 

根拠はありません。僕の経験からですがナチュラルワインと擦り胡麻の風味って、とても良く合います。

 

エクストラ・ボールのヴァン・ナチュールのスタイル、爽やかな香りやフルーティーな味わいが『りゅうきゅう』の美味しさをMAXに高めてくれました。

 

 

\りゅうきゅうにも合うエクストラ・ボール、ご注文はこちらからどうぞ/

 

 

イナダでつくる『りゅうきゅう』と、フルーティで鮮やかな果実の風味を持つフレッシュな赤ワインとのペアリング、是非、お試しくださいね。

エクストラ・ボールは柚子胡椒の香りや辛みとも相性が良く、ワインの赤い果実感が際立ちました。

 

 

本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

では、また!

 

 

イナダを使ったレシピ色々☟

イナダのから揚げ(竜田揚げ)とワインのペアリング

イナダのガーリックソテーとワインのペアリング

おろしにんにく生姜醤油で!カツオの刺身とワインのペアリング

 

========================================================


最後までお読みいただきましてありがとうございました!

Instagram是非フォローお願いいたします!
マーケット出店情報やワイン会情情報はインスタでお知らせしています~!!

\よろしくお願いします♡/

https://instagram.com/tetsuya_wine_selections